こんにちは、江本(@emotokomin)です。
本記事では、「※愛知県職員採用の教養試験」に関する情報を発信しています。
※対象は第1回(大学卒業程度)。
勉強が進むと、こんな壁にぶち当たることが誰にでもあります。
僕も勉強しているのに、点数が伸びずに悩んだことが何度もありましたよ。
“江本”
ここでは、「過去の出題範囲」を公開しています。
今やっている勉強が正しいのか、無駄な時間を使っているのかを把握できますよ。
なお、記事の内容は一度勉強した人向けです。初めて勉強する人は難しいかもしれませんが、傾向をつかめるので参考にはなると思いますよ。
それでは、どうぞ!
タップで飛べるもくじ
愛知県職員採用 教養試験の対策法【出題範囲を公開】
「あなたは、どの科目の、どこを中心に勉強していますか?」
よくある回答がこちら。
- 数的推理の全範囲
- スー過去の出題頻度A
- 苦手な日本史
数的を含む一般知能は重要ですし、苦手な科目を勉強するのも大切なことです。
しかし、こんな根拠に乏しい勉強をしていては、時間の無駄ですし、点数は取れません。
重要なことは「合格点(ボーダー)と」「パレートの法則」を意識することです。
合格点(ボーダー)
何点を目標に勉強していますか?
結論からいうと、合格ラインは次のとおりです。
- 専門科目がある区分 55点~65点
- 専門科目がない区分 68点~72点
専門科目がある区分は専門の配点が2倍になるため、教養試験は6割が目安です。
教養のみの場合、7割はほしいところ。
9割くらい必要なら全科目・範囲の勉強が必要だけど、6割なら必要ありません。
むしろ、全科目・範囲をやっていると、教養試験の対策だけで終わり、他の対策に手が回りません。
なので、目標を7割くらいに合わせて取り掛かるのがいいですね。
パレートの法則
「試験で出る8割は全体の2割から」という法則。
簡単に言うと、「80点とるために必要な分野は参考書の20%」ってことです。
でも、勉強できない人は逆の「20点しか出ない部分に8割の力」を使って勉強しています。
これだと、どれだけ時間を費やしても成果を得ることは難しいです。
この2つを意識したうえで、次のデータをご覧ください。
頻出分野の把握がポイント
過去の出題範囲を知ることで、勉強すべき部分も絞ることができますよ。
例えば、日本史を捨て科目にしたり、縄文から勉強したりしていませんか?
結論からいうと、日本史は点数が取りやすいので、勉強リストに入れるべきです。
なぜなら、「昭和〜」だけ勉強すればいいからです。
過去6年間の出題範囲をまとめたデータがこちらです。
見ての通り、「昭和〜」の出題率は100%ですね。
確実性を高めるなら(行政Ⅱなど)、「江戸時代〜」の勉強をしておくといいかと。
勉強する科目の出題範囲を把握すれば、点数に直結する勉強ができますよ。
その他の科目についても「愛知県職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
時間のあるときに確認してみてくださいね。
愛知県職員採用 教養試験の傾向
教養試験は、全区分共通で一次選考に実施されます。
この教養試験と※専門試験の合計点数で一次の合否を決めます。
※行政Ⅱは論文試験。
特徴は、試験科目が多いことです。
試験科目
出題される科目は15以上あります。
知能分野
計算問題を多く含む科目です。
- 1科目の出題数が多い。
- できるまでに時間が必要。
- 苦手な受験者は多い。
こういった特徴があります。
この分野を攻略できれば、教養試験の点数を上げることができます。
優先的に攻略しましょう。
知識分野
高校までに勉強した科目から出題があります。
- 試験科目が多い。
- 1科目の出題数は少ない。
- 出題範囲が膨大
こういった特徴があります。
科目数が多いため、傾向を把握して対策することが重要です。
出題数
次の表をご覧ください。
科目 | 出題数 |
---|---|
数的推理 | 5 |
判断推理 | 10 |
資料解釈 | 1 |
文章(現文) | 3 |
文章(英文) | 5 |
文章(古文) | 1 |
政治 | 3 |
経済 | 3 |
社会・時事 | 4 |
日本史 | 2 |
世界史 | 3 |
地理 | 2 |
国語 | 1 |
数学 | 1 |
物理 | 1 |
化学 | 2 |
生物 | 2 |
地学 | 1 |
科目ごとの出題数データです。
データを見ると、「判断推理10問」「数的推理5問」など出題数の多い科目から「数学1問」「物理1問」など少ない科目まであります。
単純に考えて「数学1問」に時間をかけるより「政治3問」に時間をかけたほうが点数は上がりますよね。
出る科目を優先して勉強するようにしましょう。
出題形式
試験時間は150分で、問題数は50問です(全問必答)。
平均して1問あたり3分しか時間をかけることができません。
時間を気にしながら問題を解く必要がありますよ。
出題は5つの選択肢から正答を選んでマークシートに記入して回答します。
愛知県職員採用 教養試験の過去問
結論を言うと、過去問は非公表です。
試験日に回収されるため、過去問は入手できないんですね。
ここでは、受験者から教えてもらった内容をまとめたデータを公開しています。
実際に出題された※過去問を見て、内容のイメージをしてください。
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
2018年(平成30年度)
なお、過去6年間の出題範囲を「愛知県職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
ホームページ上で知ることができないデータなので、有効活用してください。
愛知県職員採用 教養試験まとめ
本記事では、愛知県職員採用(大卒)の教養試験をまとめていました。
- 教養試験は一次試験に実施
- 知能分野と知識分野から50問出題
- 過去問は非公表
- 合格の目安は60~70点
公務員試験は科目数が多く、対策に時間がかかります。
しかし、傾向を知って、計画を立てることで極限まで時間を減らすことができます。
無駄な勉強をしないように、傾向を把握しましょう!
なお、過去6年間の出題範囲を「愛知県職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
ホームページ上で知ることができないデータなので、有効活用してください。