裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の勉強法|過去問分析で傾向をつかめ!

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こんにちは、江本(@emotokomin)です。

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは10年目になりました。

“江本”

本記事では、「裁判所職員一般職(大卒)の基礎能力試験」に関する情報をまとめています。

この記事を読むことで、基礎能力試験の「傾向、問題の確認、具体的な勉強法」までを知ることができますよ。

僕も公務員試験を受験して今の職に就いています。あなたと同じように勉強の仕方で悩んだこともあります。こういった経験も踏まえて内容をまとめているので参考になるはずです。

それでは、さっそく見ていきましょう。

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裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の合格点(ボーダー)

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まず目指すべき得点(ボーダー)は6割(24/40点)です。

理由は簡単でして、合格者の平均点が6割前後だからです。

専門試験で7割を取れれば筆記は通過できる可能性が高いですよ。

傾向を踏まえて勉強すれば負担は減る。

得点は分かったけど、何から勉強すればいいの?

基礎能力試験は科目が多いので、全部をやるのはシンドイですよね。

結論からいうと、一般知能を優先して勉強しましょう。

なぜなら、一般知能の出題占有率が約70%だからです。

科目ごとの出題数一覧

区分 科目 2020 2019 2018



数的推理 5 5 7
判断推理 11 11 9
資料解釈 1 1 1
現代文 5 5 5
英文 5 5 5



政治 3 3 2
経済 2 2 1
社会時事 2
倫理 1 1 1
日本史 1 1 1
世界史 1 1 1
地理 1 1 1
物理 1 1 1
化学 1 1 1
生物 1 1 1
地学 1 1 1

一般知能を勉強しておけば、他の科目は勉強しなくても問題ありません。

とくに出題数の多い政治経済は専門対策で補うことができるからです。

あとは、大学受験で使用した科目を少し勉強するくらいでOK。

過去問分析で分野を絞り込む

判断推理を勉強するけど、全部やらないといけない?

そんなことは、ありません。

理由は、出題分野に傾向があるからです。

それを知るためには、過去問を数年分分析する必要があります。

そうやって、判断推理の出題分野をまとめたのがこちら。

裁判所職員一般職

黄色いマーカの箇所を見ると、連続して出題がありますね。

他の分野は出題率が低いので、優先順位は低いかと。

勉強する科目は多いけど、必要な分野は少ないので、過去問分析をしっかりやりましょう。

まとめ
  • 目標点は6割!
  • 出題数の多い科目から勉強する!!
  • 出る分野は決まっている!!!

なお、他の全科目についても「裁判所職員一般職 基礎能力試験の教科書」でまとめています。

手っ取り早く勉強を始めるときに活用してくださいね。

詳しくはこちらをどうぞ!

裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の傾向

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基礎能力試験は1次試験に実施されます。

配点は全体の20%を占めており、重要度は高いです。

試験問題は公務員試験の中では国家総合職に次ぐ難しさなので注意しましょう。

試験科目

基礎能力試験は、「一般知能」と「一般知識」で構成される筆記試験です。

科目や範囲が膨大なので、傾向を踏まえて勉強するようにしましょう!

一般知能

公務員試験で特有の科目で、計算問題や文章読解を中心とした科目。

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 資料解釈
  • 文章理解

これらの科目で構成されています。

出題の70%を占めるため、優先して勉強しましょう。

長さ50m,時速50㎞で走行する列車Aが,並行する路線を後ろから走ってきた時速75㎞の列車Bに追い越された。その際、列車Bの先頭が列車Aの最後尾に追いつき、列車Bの最後尾が列車Aの先頭を抜き去る瞬間までに14秒かかった。この2本の列車が反対方向からすれ違う場合、先頭どうしがすれ違う瞬間から最後尾どうしがすれ違う瞬間までに要する時間は何秒か。

 

1. 2.8秒
2. 2.9秒
3. 3.0秒
4. 3.1秒
5. 3.2秒

一般知識

中学~高校までに勉強してきた科目。

  • 社会科学:政治、経済、社会、倫理
  • 人文科学:日本史、世界史、地理
  • 自然科学:物理、化学、生物、地学

出題数は少ないけど、範囲が膨大なので注意。

得意科目を中心に取り掛かるようにしましょう!

室町時代の農業に関する次のA~Cの記述の正誤の組み合わせとして最も妥当なものはどれか。

 

A 稲の品種改良が進み、早稲・晩稲に加え、中稲の作付けが普及した。

B 農具の改良などが行われ、穀粒の選別に使われる唐箕や千石簁などが考案された。

C 灌漑施設が整備され、肥料も刈敷や草木灰のほかに下肥が広く使われるようになり、二毛作が広まったほか、畿内の一部では三毛作も行われるなど、生産が増大した。

 

1 正 誤 正

2 誤 誤 正

3 正 正 誤

4 誤 正 誤

5 誤 誤 誤

出題形式

  • 試験時間:180分
  • 問題数:40問

正誤問題を中心に構成されています。

全問マークシート形式で、5つの選択肢から1つを選んで解答。

江本

設問が長文化傾向にあるので、しっかり読んでくださいね!

過去問

実際に出題された問題を見て、レベルや内容の確認をしましょう。

ホームページより引用しておきます。

2019年(令和元年度)

過去問(PDF)をみる。

2018年(平成30年度)

過去問(PDF)をみる。

なお、過去6年分の出題範囲を「裁判所職員一般職 基礎能力試験の教科書」でまとめています。

裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の対策法

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  • 出題範囲の確認
  • 参考書を選ぶ
  • 記憶に残る勉強

実際に僕も行った勉強法をまとめておきます。

出題範囲の確認

まずは、勉強すべき科目や分野を仕分けていきましょう。

出題数一覧

区分 科目 2020 2019 2018



数的推理 5 5 7
判断推理 11 11 9
資料解釈 1 1 1
現代文 5 5 5
英文 5 5 5



政治 3 3 2
経済 2 2 1
社会時事 2
倫理 1 1 1
日本史 1 1 1
世界史 1 1 1
地理 1 1 1
物理 1 1 1
化学 1 1 1
生物 1 1 1
地学 1 1 1

一般知能は勉強必須として、残り2~3科目を勉強しましょう。

ちなみに、政治経済は専門対策をすればカバーできるので、改めて勉強する必要はないかと。

江本

おすすめは「倫理」と「地学」です!

出題範囲も狭く、覚える項目も少ないのでサクッと点がとれますよ!

頻出分野を攻める

勉強する科目が決まったら、やる部分を把握しましょう。

理由は簡単で、全範囲から出題されていないからです。

例えば、判断推理を勉強するなら「順序関係」や「対応関係」からやりましょう!

根拠がこちら。

裁判所職員一般職

過去6年間の出題範囲を見ると、連続して出題されていますよね。

全範囲を勉強しなくても、十分点数を取ることができるかと。

ただでさえ、試験科目が多いので、要領よくやることがポイントです。

なお、他の全科目についても「裁判所職員一般職 基礎能力試験の教科書」でまとめています。

手っ取り早く勉強を始めるときに活用してくださいね。

参考書を選ぶ

科目によって、使いやすいテキストは違ってきます。

なので、なるべく使いやすいテキストを選ぶようにしましょう!

おすすめの参考書を「【2021年】公務員試験 おすすめの参考書・過去問題集【合否に直結】」で紹介しています。

勉強の仕方

勉強は復習を中心にしましょう!

記憶を維持するには、何度も繰り返すことが重要だからです。

詳しくは「公務員試験の勉強法|合格点が取れる仕方を徹底解説【期間・時間】」で解説しているので、参考にどうぞ。

まとめ
  • 出題範囲を踏まえて勉強する
  • 参考書は使える1冊を選ぶ
  • 勉強は復習がメイン

裁判所職員一般職採用 基礎能力試験まとめ

本記事では、裁判所職員一般職の基礎能力試験をまとめていました。

基礎能力試験は6割を目安に勉強することがポイントです。

やはり、配点の高い専門試験で点数を取ることが合格の近道なので、そっちに全力投球すべきです。

なので、基礎能力試験は出る科目・分野を把握して、効率よく勉強することが大切。

過去6年分の出題範囲を「裁判所職員一般職 基礎能力試験の教科書」でまとめています。

ぜひ、出題範囲を把握して、無駄のない勉強をしましょう!

詳しくはこちらをどうぞ!

裁判所職員の出題範囲をみる。