【高卒】裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の勉強法を解説!

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こんにちは、江本(@emotokomin)です。

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは10年目になりました。

“江本”

本記事では、「裁判所事務官(高校卒)の基礎能力試験」に関する情報をまとめています。

※大卒を受験する人は「裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の勉強法|過去問分析で傾向をつかめ!」をご覧ください。

結論からいうと、基礎能力試験の難易度は高いです。

2020年(令和2年度)の通過倍率も5倍と高いことがわかりますね。

しかし、ボーダーはそこまで高くないので、傾向を把握して準備を始めれば合格は可能ですよ!

さっそく、まとめていきますね。

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【高卒】裁判所職員一般職採用 基礎能力試験のボーダー【勉強法】

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最初に目指すべき目標点数(ボーダー)をいうと7割(31/45点)です。

そんなに高くはありません。

しかし、平均点(19/45点)を見てわかるように、問題レベルは高いですよ!

勉強法を解説!7割なら傾向を把握して勉強すれば楽勝!

基礎能力試験の特徴は試験科目や範囲が広いことです。

でも、出題傾向を把握して勉強することで、実は簡単に7割は取ることができますよ!

出題数の多い科目から勉強!

科目によって、出題数が違いますよ!

下記を参考に、7割のシミュレーションをしてみよう。

科目 出題数
数的推理 6問
判断推理 7問
資料解釈 2問
文章理解(現代文) 5問
文章理解(英文) 3問
文章理解(古漢文) 1問
政治 2問
経済 1問
社会・時事 3問
思想 1問
日本史 2問
世界史 2問
地理 2問
国語 2問
数学 2問
物理 1問
化学 1問
生物 1問
地学 1問

例えば、日本史の出題占有率は4%ほど。

ちなみに、判断推理は20%です。

20時間使えるとしたら、日本史と世界史のどちらに時間を多く使ったら点数が取れると思いますか?

判断推理ですよね!

ここでのポイントは「科目ごとの出題数を知って、優先順位を決める」ことです。

全範囲を勉強するから落ちる

勉強する科目は決まったけど、範囲が広すぎて無理ゲー

そう考えるとおり、出題範囲も広いので、闇雲にやっていては落ちますよ。

しかし、出題範囲も傾向があるので、それを把握して対策すればOKです。

例えば、数的推理を勉強するなら、次の2分野を優先して勉強しましょう。

  • 速さ
  • 確率

理由は簡単でして、出題率が高いからです。

具体的な根拠がこちら。

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過去6年間の出題範囲を見れば、簡単にわかりますね。

確率は6年連続、速さも直近4年間連続で出ていますよ!

ついでに「図形」もやっておけば、数的推理で3〜4問は稼ぐことができそうです。

江本

全範囲に100時間かかるとしたら、この3分野だけなら40時間くらいで終われそうですね。

短期間で合格を目指すなら、「出る分野」を集中して勉強し、出ない部分はバッサリ捨てるといった選択が合否を分けます。

他にも全科目の分野を「【高卒】裁判所事務官 基礎能力試験の教科書」で公開しています。

勉強する上で有益なデータなので、ぜひ活用してくださいね!

詳しくはこちらをどうぞ!

この章のおさらい
  • ボーダーは7割。
  • 出題数の多い科目から勉強する。
  • 全範囲を勉強すれば落ちる。

【高卒】裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の傾向

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基礎能力試験は、一次選考で実施されます。

配点は、全体の40%ほどを占めているので、対策は必須です!

傾向①:試験科目

基礎能力試験は「一般知識」と「一般知能」の2分野で構成される試験です。

  • 一般知識とは高校までに勉強してきた科目のこと。
  • 一般知能とは公務員試験特有の科目で、数学的要素をもつ科目である。

出題される試験科目は次のとおり。

一般知能

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 資料解釈
  • 文章理解

1科目あたりの出題数が多く、苦手な受験者も多いです。

まずは一般知能を攻略できるかどうかが、合否を分けるので優先して勉強しましょう!

一般知識

  • 社会科学
  • 人文科学
  • 自然科学

試験科目が多いので、「出る科目・範囲」を踏まえて勉強することがポイントです。

落ちる人は、傾向を無視して全範囲をやりがち。

別に全範囲を勉強しなくても点数は取れるので、傾向を把握してくださいね!

傾向②:試験時間と問題数

  • 試験時間:100分
  • 問題数:45問

試験時間100分で45問に解答しなくてはいけません。

出題数45問の内訳は、「一般知能 24問」「一般知識 21問」で少し一般知能の出題が多いです。

解答方式は5択から1つを選択して、マークシートに記入します。

江本

1問あたり2分くらいしか時間をかけられいので、時間を気にしながら解くことがポイントです!

傾向③:難易度

難易度は、公務員試験の中で1番高いです。

主な理由がこちら。

  • 通過率が低い(倍率が高い)
  • 選択肢がきもい

ちょっと解説しますね。

通過率が低い

一般的な筆記試験の倍率は高くて3倍程度です。

しかし、裁判所職員は4倍を超えていますよ!

ブロックごとの通過率(2020年)がこちら。

受験者 合格者 倍率
北海道 337 60 5.6
東北 367 89 4.1
関東甲信越 605 136 4.4
東海北陸 335 79 4.2
近畿 447 57 7.8
中国 236 58 4.1
四国 163 51 3.2
九州 1259 210 6.0

選択肢がきもい

例)一般的な試験の選択肢

 

1 10
2 15
3 20
4 25
5 30

こんな感じで、均等になっていることが多いです。

方程式とか立てなくても、答えから逆算して考えることもしやすい。

裁判所の選択肢

 

1 14g
2 43.75g
3 50g
4 70g
5 87.5g

一貫性もないし、小数点なども含む選択肢を出題。

なので、逆算して予想することが困難だったりしますよ!

この章のおさらい
  • 試験科目は「一般知能」と「一般知識」
  • 出題数は「一般知能」が多め
  • 難易度は高め

【高卒】裁判所職員一般職採用 基礎能力試験の過去問

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  • 2020年(令和2年度)
  • 2019年(令和元年度)
  • 2018年(平成30年度)

出題のイメージを確認しましょう!

2020年(令和2年度)

出題(PDF)を見る。

2019年(令和元年度)

出題(PDF)を見る。

2018年(平成30年度)

出題(PDF)を見る。

なお、過去6年分の出題範囲を「【高卒】裁判所事務官 基礎能力試験の教科書」でまとめています。

【高卒】裁判所職員一般職採用 基礎能力試験まとめ

  • 試験は一般知識と一般知能で構成
  • 最強の勉強法は過去問
  • 合格ラインは70%以上

公務員試験のなかでもトップレベルにあり、倍率も高い試験だが合格は不可能ではありません。

  • 「いる科目はどれなのか」
  • 「どこを勉強すれば点が取れるのか」

これらを意識して勉強するようにしましょう!

公務員試験は頭のいい、悪いよりも、「どれだけ傾向に沿って、無駄なく勉強できるか」が重要な試験です!

まずは出題範囲を理解して対策に取り掛かりましょう!

詳しくはこちら

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