こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「財務専門官採用試験の専門記述」に関する情報をまとめています。
専門試験(マーク式)とは、違い文章で書けないと評価がもらえません。
持っている知識を表現できるように準備をしましょう。
さっそく、内容をまとめていきます。
関連記事:財務専門官採用試験 倍率の下がり具合がハンパない|合格ロードマップ
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財務専門官採用試験 専門記述の過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
- 2018年(平成30年度)
- 2017年(平成29年度)
出題されたテーマを参考に、内容の把握をしてみましょう!
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
2018年(平成30年度)
2017年(平成29年度)
~2014年までの出題データを「財務専門官 専門試験(記述式)攻略の教科書」でまとめています。
財務専門官採用試験 専門記述の傾向
専門記述試験は一次試験に実施されます。
ちなみに、評価は二次試験。
試験科目
試験科目は次の5科目。
- 憲法
- 民法
- 経済学
- 財政学
- 会計学
試験では、この5つから1つを選んで解答しますよ!
試験時間は140分、文字数は900字程度となっています。
注意事項
答案はボールペンを使って、作成します。
そのため、しっかり文字が書けるように普段から練習しておくようにしましょう。
ボールペンなので、間違ったら修正液などを使っていいのか迷いますよね。
もし、間違ってしまったら二重線で消して、正しい文字を隣に書くようにしましょう。
あまり、間違いすぎると見栄えも悪い答案になり、印象はよくありませんよ。
配点
専門記述の配点は100点満点です。
点数の計算は、点数を5倍した値を点数として評価します。
- 試験官A:6点
- 試験官B:7点
この場合A+B=13点。
この場合、13点×5倍=65点が点数となります。
基準点(足切り)に注意
専門記述試験には基準点(足切り)が設定されています。
基準点は30点。
これより下になると、他の試験が満点でも不合格になるので、注意が必要です。
なお、評価基準を「財務専門官 専門試験(記述式)攻略の教科書」でまとめています。
財務専門官採用試験 専門記述の対策法
専門記述の対策法は次のとおり。
- 知識のインプット
- 書き方の把握
- 添削を受ける
順番に見ていきましょう。
科目の選択
まずは、どの科目を勉強するのか決めましょう。
おすすめは、次の2科目。
- 会計学
- 経済学
理由は、対策がしやすいからです。
とくに会計学は専門試験でも必須でして、記述対策まで行えばマークシートでも確実に点を重ねることができます。
経済学も図表やグラフを用いて記述することになるため論点を絞りやすく、文字数がなくても表すことができるので実は楽勝!
憲法はリスクが多い
憲法を選択する人は注意が必要です!
理由は次のとおり。
- 「年々、難易度があがりつつある」
- 「テーマが豊富で傾向がしぼりにくい」
- 「多くの受験者が選択するので採点基準が厳しい」
安易に憲法を選択する人は多いけど、実は対策がしにくい科目。
マーク試験では必須なので、対策は必要だけど記述式ではおすすめできません。
科目のテーマを知りたい方は「財務専門官 専門試験(記述式)攻略の教科書」を参考にどうぞ。
書き方を覚える。
科目選択が決まったら、書く練習をしましょう!
上記で過去の出題例を公開しています。
それをもとに、時間を計りながら書いてください。
この積み重ねが、とても大事ですよ。
なお、書き方が分からない人は「」でテクニックを学んでおきましょう。
誰かにみてもらう。
最後は、必ずプロに添削をしてもらいましょう。
一人では、出来不出来が判断できないからです。
自分で書けていると思っても、採点者からすると評価が低いことはよくあります。
なので、必ず誰かに見せて、フィードバックをもらってくださいね。
なお、安くかつ、クオリティを求めるなら「」が最強です!
論文添削の記事で詳細を書いているので、よければ参考にしてみてくださいね。
関連記事:公務員試験 論文添削が必要な3つの理由【安く受ける方法あり】
- 科目を絞る。おすすめは会計学or経済学
- 書き方を覚える。そして書く練習を!
- 添削を受けて、弱点を知る。
財務専門官採用試験 専門記述まとめ
本記事では、財務専門官採用試験の専門記述をまとめていました。
マーク試験と似ているようで、対策方法は異なります。
とくに知識があっても、文章が書けないと評価をもらうことは難しいです。
なので、月に1~2枚を書きながら対策をしていきましょう!
なお、出題されたテーマや判断基準を「財務専門官 専門試験(記述式)攻略の教科書」でまとめています。