こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「財務専門官採用試験の専門試験」に関する情報をまとめています。
結論からいうと、専門試験は重要です!
理由は配点が1番高いからです。
ここで高得点を取ることができれば、合格へかなり近づきますよ!
まずは傾向を把握して、対策をしていきましょう。
関連記事:財務専門官採用試験 倍率の下がり具合がハンパない|合格ロードマップ
タップで飛べるもくじ
財務専門官採用 専門試験の傾向
専門試験は、一次選考で実施されます。
試験科目が多く、必須科目と選択科目に分かれていますよ。
まずは、科目の特徴を把握しましょう!
試験科目
- 法律科目
- 経済科目
- 行政科目
- その他
この4区分に分かれています。
法律科目
法律科目は、次の4つで構成されています。
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 商法
なかでも、「憲法」と「行政法」は必須科目なので、優先して勉強しましょう。
経済科目
経済科目は次の6つで構成されています。
- 経済学
- 財政学
- 経済事情
- 統計学
- 会計学
- 経営学
なかでも、上3科目が必須なので、優先して勉強しましょう。
行政科目
- 政治学
- 社会学
この2つで構成されています。
その他
- 英語
- 情報数学
- 情報工学
一般的に出題のない科目からも出ています。
出題形式
- 試験時間:140分
- 問題数:76問
試験は必須科目(28問)と選択科目(12/48問)の合計40問に解答します。
勉強を始める前に、どの科目で点数を稼ぐのかシミュレーションをしておきましょう。
江本
ボーダーの目安
合格点は7割(28/40問)以上です!
これより下でも合格はできるけど、基礎能力試験の負担が増えてしまうので危険。
ちなみに、8割取れれば、基礎能力試験は基準点(12点)でも合格できていますよ!
関連記事:財務専門官採用 基礎能力試験の合格点は〇点|効果的な勉強法を解説!
財務専門官採用 専門試験の勉強法
効果的に勉強する手順を解説します。
- 科目の優先順位を決める
- 過去問集を使って勉強する
科目の優先順位を決める
財務専門官の専門試験は必須問題28問と選択問題8科目48題に分かれています。
選択問題については任意の2科目(12問)を選択して解答するため、どの科目を勉強するのか決めておくようにしましょう。
分野 | 科目 | 出題数 |
---|---|---|
法律科目 | 憲法 | 6 |
民法、商法 | 5、1 | |
行政法 | 8 | |
経済科目 | 経済学 | 6 |
財政学 | 6 | |
経済事情 | 2 | |
統計学 | 6 | |
会計学 | 6 | |
経営学 | 6 | |
行政科目 | 政治学、社会学 | 3、3 |
その他 | 英語 | 6 |
情報数学 | 6 | |
情報工学 | 6 |
おすすめの選択科目
おすすめは、「民法」や「経営学」「政治学、社会学」あたりをチョイスするのが無難です。
理由は、他の試験(国家一般職や県職員)でも出題があるためです。
逆に統計学や情報工学などは、他の試験では使えないので、コスパが良くありません。
参考書類も少ないので、大学で専攻していた人以外は避けておきましょう。
勉強は過去問題集を使う。
勉強は過去問題集を使いましょう!
理由は簡単でして、出題された類問が良く出ているからです。
参考書なら無駄な知識も覚えなくちゃいけないけど、過去問だったら出るところを集中して覚えることができますよ。
おすすめは、定番の「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6」です。
- 問題数
- 解説
どちらも豊富で使いやすいので徹底して問題をつぶしていきましょう。
財務専門官採用 専門試験の過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
- 2018年(平成30年度)
内容やレベルの確認をしましょう!
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
2018年(平成30年度)
財務専門官採用 専門試験まとめ
本記事では、財務専門官採用の専門試験をまとめていました。
配点が1番高く、高得点を取れれば合格に近づきますよ!
試験科目が多く、必須・選択に分かれているので、科目選択を重視して勉強しましょう。
勉強では、「過去問題集」を使うことがポイントです。
おすすめの過去問題集は「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6」。
発売している科目数も多いので、必要なものをそろえていきましょう!