こんにちは、江本(@emotokomin)です。
本記事は「※福岡市職員採用の教養試験」に関する情報をまとめています。
※上級の内容です。
悩んでいる人
このような悩みを解決できる記事を書きました!
結論を言うと、「短期間でも間に合います」。
出題される部分は決まっているため、そこを重点的に対策すればOKなんですね。
多くの受験者は出題範囲を知らずに勉強しているため、短期間では厳しいです。
本記事の内容を熟知して、効率の悪い勉強をしているライバルに差を付けましょう!
“江本”
「なんとなく」の勉強だと、結果も「なんとなく」になりますよ。
関連記事:【大卒・高卒向け】福岡市職員採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ
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福岡市職員採用 教養試験の傾向
教養試験は一次選考で行われます。
出題タイプは「全国型」で、「一般知能」と「一般知識」から構成されます。
教養試験の出題パターン(型)のこと。
ほかにも「関東型」や「独自型」があり、自治体によっていずれかを採用しています。
福岡県や北九州市なども同じ問題を使っていますよ!
試験科目
一般 知能 |
数的処理 | 「数的推理」「判断推理」「資料解釈」 |
---|---|---|
文章理解 | 「現代文」「英文」 | |
一般 知識 |
社会科学 | 「政治」「経済」「社会時事」 |
人文科学 | 「日本史」「世界史」「地理」 | |
自然科学 | 「数学」「物理」「化学」「生物」「地学」 |
出題形式
- 試験時間:150分
- 問題数:50問
- 形式:多肢択一式
正誤問題を中心に出題されています。
解答は5つの選択肢から1つを選んでマークシートに記入する形式です。
難易度
出題の大半は「中学~高校」までに習った内容です。
基本的な問題が多く、それほど難問はないため過去問集(スーパー過去問シリーズなど)を中心に勉強すれば十分に対応できます。
最近は時事問題の出題が増えているため直近1年間の出来事は押さえておくといいでしょう。
福岡市職員採用 教養試験の過去問
福岡市の過去問は非公開です。
試験日に回収されるため、正式な問題は見ることができないんですね。
ここでは、受験者から教えてもらった情報を掲載しています。
出題形式の確認や難易度の把握をしてみましょう。
なお、過去6年間の出題範囲を「福岡市職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
2018年(平成30年度)
福岡市職員採用 教養試験の対策法
教養試験は6割(30/50問)を目標にしましょう。
なぜなら、合格者の多くが自己採点で6割程度を取っているからです。
難関試験のように9割必要なら無理ゲーですが、現実は6割~7割でOK。
そのため、解けない問題があってもいいですし、苦手分野があっても問題ありません。
勉強するときは「何をすれば6~7割が取れるのか」を意識しましょう。
そのために必要なポイントが次の3つです。
- 勉強する科目の選定
- 頻出事項の確認
- 使えるテキストを選ぶ
順番に解説します。
科目に優先順位をつけて勉強する
結論を言うと「一般知能」と「社会科学」から勉強しましょう。
なぜなら、出題数が多いからです。
具体的な数値がこちらです。
科目 | 出題数 | |
---|---|---|
数的 処理 |
数的推理 | 7 |
判断推理 | 9 | |
資料解釈 | 1 | |
文章 理解 |
現代文 | 5 |
英文 | 3 | |
社会 科学 |
政治 | 4 |
経済 | 3 | |
社会 | 4 | |
人文 科学 |
日本史 | 2 |
世界史 | 2 | |
地理 | 2 | |
自然 科学 |
数学 | 1 |
物理 | 1 | |
化学 | 2 | |
生物 | 2 | |
地学 | 1 | |
その他 | 1 |
これだけでも全体の7割分になりますよ。
ですので、出題数の多い科目から勉強しましょう。
全部を勉強しない
試験科目も範囲も膨大なので焦りますよね。
大切なことを言うと「全部を勉強する必要はありません」。
理由は簡単でして、出題されない部分が多いからです。
たとえば、判断推理は全6章19分野あります。
次のデータをご覧ください。
これは過去6年間の出題範囲を示したもので、頻出事項が分かるはず。
- 対応関係
- 順序関係
- 切断図形
上記の通りですね。
頻出事項を知らずに勉強すると、出題されない部分に時間を使ってしまいます。
それって、かなり時間の無駄ですよね。
なので、頻出事項を把握して勉強しましょう。
そうすれば、全部を勉強しなくても点数が取れますよ。
全科目の出題範囲データを「福岡市職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
時間のあるときに確認してみてください。
使えるテキストを選ぶ
勉強する科目・範囲が分かったら使うテキストを考えていきます。
基本的に「1教科(科目)=1冊」を重視しましょう。
理由は、どのテキストでも得られる知識は同じだからです。
公務員試験の問題は過去の類問が多いため、必要な知識は限られています。
そのため、1冊に絞ってボロボロになるまで使い倒してください。
おすすめのテキストを「【2021年】公務員試験 おすすめの参考書・過去問題集【合否に直結】」で紹介しています。
福岡市職員採用 教養試験まとめ
本記事では、福岡市職員採用の教養試験をまとめていました。
試験科目・出題範囲は膨大です。
そのため、闇雲に勉強すれば無駄な時間を使うことになります。
出題範囲を把握して対策すれば、短期間で合格点を取ることも可能です。
過去の出題範囲は「福岡市職員採用 教養試験の教科書」で公開しています。
上手く活用して無駄なく対策をしましょう!
今回は以上です。