こんにちは、江本(@emotokomin)です。
本記事は「※福岡市職員採用の個人面接(口頭試問)」に関する情報をまとめています。
※上級(行政)の内容です。
✓主な内容
- 面接内容と傾向
- 過去の質問内容
- 面接カードの重要性
- 効果的な対策法
面接って何をすればいいか分からないですよね。
この記事を読めば傾向から具体的に何をすればいいかまで知ることができます。
過去の質問内容もまとめているので参考にしてください。
“江本”
早速見ていきましょう!
関連記事:【大卒・高卒向け】福岡市職員採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ
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福岡市職員採用 面接の内容
面接は2回行われます。
- 1回目:一次試験
- 2回目:二次試験
内容はどちらも「個人面接」です。
一次試験の面接
- 試験時間:15分
- 面接官:3人
1回目の面接では、あまり突っ込まれる質問はされません。
質問に対してコミュニケーションが取れるかを判断していると思います。
過去の質問内容
- 面接カードに書いた内容に誤りはありませんか。
- 緊張していますか。
- 1分間で自己PRをしてください。
- あなたの性格を簡潔に教えてください。
- 今の学部に進学した理由はありますか。
- 今まで一番努力したことは何ですか。
- サークルは何かやっていましたか。
- 最近、失敗したことと反省した内容を教えてください。
- 試験に落ちたらどうしますか。
- 志望動機を言ってください。
さらに一次試験で聞かれた内容を知りたい場合は「福岡市職員 一次面接の教科書」をご覧ください。
二次試験の面接
- 試験時間:25分
- 面接官:6人
2回目の面接は「時間」も「面接官の人数」も増えます。
1つの質問を深掘りして、受験者の行動特性を評価します。
過去の質問内容
- 地元ではなく福岡市を志望する理由は何ですか。
- 市と県の違いは何ですか。
- 今日の面接は80点とのことですが、不足している20点はなぜですか。
- 緊張していますか。
- 国家公務員と地方公務員の違いは何ですか。
- 趣味は何ですか。
- 大学時代で1番楽しかったことは何ですか。
- 苦手なタイプの人が同じ部署にいたらどうしますか。
- 福岡市の政策で興味のあることはありますか。
- あなたの生きる上でのモットーを教えてください。
さらに二次試験で聞かれた内容を知りたい場合は「福岡市職員 二次面接の教科書」をご覧ください。
福岡市職員採用 面接カード
面接は事前に提出する「面接カード(シート)」を参考に行われます。
面接カードの内容
- 学歴・職歴等
- 本市職員採用試験受験歴
- 本市以外の就職活動等の状況
- 免許・資格等
- クラブ、サークル、学校行事、地域活動等の諸活動
- 在学期間中のアルバイト経験
- これまでに取り組んだ活動又は体験のうち、自分なりに努力してやりとげたこと
- 本市を志望したきっかけ・理由
- 自己PR
- 趣味・特技
- 日常生活で心がけていること
- 長所・短所
丁寧に書く
「これで提出するの?」と思う内容がけっこう多いんですよね。
面接カードの役割はネタの提供だけじゃありません。
あなたの第一印象を決める資料でもあるんですよ。
汚い面接カードを見て「こいつは優秀な人材だ!」と思いませんよね。
言いたいことは絞る
- サークルで部長をしていました。
- アルバイトリーダーを任せられました。
- 海外留学しました。
たくさん語れる話があるのはいいことです。
しかし、あれもこれも書いちゃうと「結局、何がいいたいの?」と思われます。
面接で大切なのは結果よりも「過程」なんですよ。
「部長をやって苦労したことは?→その苦労をどうやって解決したの?→それでどうなったの?」
1つのアピールを深掘りする感じで書くとわかりやすいです。
面接官は時間をかけて面接カードを読まない(サクッと目を通す程度)ので、分かりにくいと質問しにくいんですよね。
アピール部分を絞って分かりやすく書いてみましょう!
福岡市職員採用 面接の対策方法
結論からいうと「話す内容を考えて、伝える練習をする」です。
なぜなら、
- 話す内容が決まっていないと喋れない
- 内容が良くても伝えられないと意味がない
- 伝わっても話し方が良くないと意味がない
からです。
これを1つずつ攻略すれば面接対策は完成しますよ。
順番に解説しますね。
事前準備が重要
「あなたの長所はなんですか?」
準備していなくても答えられそうですね。
では、「その長所が活かされた出来事と仕事にどう活かせるのかを教えてください」
「うっ・・・」となったのではないでしょうか。
さっきも言ったけど、重要なのは結果(事実)ではなく「過程」です。
「長所は◯◯」では不十分で、なぜそれが長所なのかを根拠づけて言わないとダメなんですね。
そのため、想定される質問をもとに事前準備に時間を使うことがポイントです。
人に聞いてもらう
内容がまとまったら、第三者に聞いてもらいましょう。
理由は簡単で、伝わらないと意味がないからです。
自分では簡潔に話しているつもりでも、他人からすれば「長くてよくわからない」ってことがあります。
それを知るには聞いてもらうのが1番です。
スマホを駆使しよう
自分の喋りを録音してみましょう。
そうすれば客観的に自分の語りを分析できるからです。
「回りくどい言い方だな・・・」
「けっこう長く話しているな・・・」
気づける部分が見えるのでおすすめです!
印象をよくする
「話し方」や「表情」も練習しましょう!
なぜなら、印象が超重要だからです。
残念ながら人間が人間を評価する試験なので、必ず主観的な要素が関わってきます。
- 見た目
- 表情
- 話し方
といった部分は簡単に評価できるので、全力で改善しなくてはいけません。
落ちる人は内容ばかりにこだわる
落ちた人は口を揃えて「しっかり答えられたのに評価が悪い!」といいます。
しかし、表情や話し方はどうだったでしょうか。
本番は緊張などもあり、練習通りいかない場合が多いですよ。
自信をもって試験に臨めるように印象も含めて見てもらってくださいね。
なお、評価を上げるコツを知りたい場合は「公務員試験 面接の対策法|落ちる人に共通する5つの特徴 」を参考にしてください。
福岡市職員採用 個人面接まとめ
本記事は福岡市職員採用試験の個人面接をまとめていました。
面接は2回あることから人物重視であることは間違いありません。
筆記試験と違い正確な解答がないため対策が難しいです。
まずは自己分析に時間をかけて、話す題材を準備していきましょう。
そのうえで表情や話し方なども練習することが大切です。
はやめに取り掛かりましょう!