【難易度は普通】海上保安学校学生採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ

こんにちは、江本(@emotokomin)です。

本記事は、海上保安学校学生採用試験を受験する方向けに「難易度や概要」をまとめています。

募集される職種
  • 船舶運航システム
  • 航空課程
  • 情報システム課程
  • 管制課程
  • 海洋科学課程

海上保安官になる試験って、難しいのか気になりますよね。

結論を先にいうと、難易度は普通です。

倍率は、5倍くらいだし、筆記試験のボーダーも5割~6割で通過できますからね。

江本

例えば、同じ公安職でも、東京消防庁だと10倍を超えますよ

とはいえ、対策することが、たくさんあるので簡単に合格はできません

そこで、この記事では、

  • 倍率はどれくらいなの?
  • 試験日はいつ?
  • どんな試験があるの?傾向は?

といった、準備をするうえで必要な情報を、はじめて受験する方でも、わかるように解説していきます。

すぐに対策ができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

【結果】海上保安学校学生採用試験 倍率の推移

2020年(令和2年度)の※最終倍率は、5.3倍でした。
※受験数を公表していないため、志望者÷合格者で算出

区分ごとに見ると、最も高かったのが「船舶航空システム(一般)の6.0倍」でした。

反対に、「情報システム課程:3.1倍」が低い結果となっています。

区分ごとの詳細は、次のとおり。

2020年(令和2年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 4,958 967 5.1
一般(9月) 3,310 556 6.0

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 309 57 5.4
情報 195 63 3.1

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程 83 26 3.2
海洋科学 86 18 4.8

2019年(令和元年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 5,437 890 6.1
一般(9月) 1,334 433 3.1

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 124 34 3.6
情報 148 54 2.7

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程 58 23 2.5
海洋科学 31 12 2.6

2018年(平成30年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 5,970 1,028 5.8
一般(9月) 2,081 444 4.7

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 118 30 3.9
情報 129 81 1.6

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程 43 16 2.7
海洋科学 50 21 2.4

2017年(平成29年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 6,513 850 7.7
一般(9月) 3,364 400 8.4

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 179 14 12.8
情報 185 68 2.7

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程 97 31 3.1
海洋科学 84 19 4.4

2016年(平成28年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 9,594 962 10.0
一般(9月) 3,451 478 7.2

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 150 15 10.0
情報 197 62 3.2

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程
海洋科学 99 15 6.6

2015年(平成27年度)の実施結果

船舶運航システム

区分 志望者 合格者 倍率
特別選考(5月) 9,328 808 11.5
一般(9月) 3,418 508 6.7

航空課程 / 情報システム課程

区分 志望者 合格者 倍率
航空課程 152 15 10.1
情報 262 94 2.8

管制課程 / 海洋科学

区分 志望者 合格者 倍率
管制課程
海洋科学 100 23 4.3

 

 

海上保安学校学生採用試験の日程は、5月と9月です。

ここでは、出願から最終合格までの流れをまとめています。

試験は9月~11月にかけてあるけど、船舶運航システムのみ5月にも実施されています。

江本

5月は特別選考で、既卒者を対象としているよ!

基本的な流れは、

出願 ⇒ 一次試験 ⇒ 二次試験 ⇒ 最終合格

って、感じですね。

江本

航空課程は三次試験まであります。

区分ごとに詳細をまとめているので、確認してみてください。

船舶運航システムの試験日

2021年(令和3年度)

流れ 特別選考 一般選考
出願期間 3月26日~4月2日 7月20日~29日
一次試験 5月16日(日) 9月26日
合格発表 6月4日 10月13日
二次試験 6月9日~30日 10月19日~28日
最終合格 7月30日 11月24日

 

※特別選考は、新型コロナウイルスの影響で延期しています。

流れ 特別選考 一般選考
出願期間 3月27日~4月3日 7月21日〜30日
一次試験 5月10日(日)
7月19日
9月27日
合格発表 5月29日
8月12日
10月14日
二次試験 6月3日~17日の間で指定された日
8月17日~31日
10月20日〜29日
最終合格 7月17日
10月1日
11月25日

航空課程の試験日

2021年(令和3年度)

流れ 日程
出願期間 7月20日~29日
一次試験 9月26日
合格発表 10月13日
二次試験 10月19日~28日
合格発表 11月24日
三次試験 12月4日~14日
最終合格 令和4年1月20日

情報システム課程の試験日

2021年(令和3年度)

流れ 日程
出願期間 7月20日~29日
一次試験 9月26日
合格発表 10月13日
二次試験 10月19日~28日
最終合格 11月24日

管制課程の試験日

2021年(令和3年度)

流れ 日程
出願期間 7月20日~29日
一次試験 9月26日
合格発表 10月13日
二次試験 10月19日~28日
最終合格 11月24日

海洋科学課程の試験日

2021年(令和3年度)

流れ 日程
出願期間 7月20日~29日
一次試験 9月26日
合格発表 10月13日
二次試験 10月19日~28日
最終合格 11月24日

海上保安学校学生採用試験 受験資格と年齢制限

公務員試験を受験するうえで、確認が必要なのが、

  • 学歴
  • 年齢要件

の、2つです。

いつまでも受験できるわけじゃないので、注意しましょう。

学歴は高卒以上です。

なので、基本的には誰にでも受験資格はありそうですね。

ちなみに、年齢要件を満たしていれば、大学生(大卒)でも受験できますよ

年齢制限も、厳しくないです。

30歳まで受験できます。

2021年(令和3年度)の要件は、次のとおり。

船舶運航システム(特別)

2021(令和3)年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して13年を経過していない者及び2021(令和3)年9月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者

船舶運航システム / 航空課程 / 情報システム課程 / 管制課程 / 海洋科学課程

2021(令和3年)年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して12年を経過していない者及び2022(令和4)年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者。

海上保安学校学生採用試験 採用人数

課程ごとの採用数をまとめています。

船舶運航システムの採用数

年度 特別選考 一般選考
2021 220
2020 260 280
2019 250 220
2018 250 185
2017 250 215

情報システム課程の採用数

年度 採用数
2021
2020 60
2019 60
2018 60
2017 60

航空課程の採用数

年度 採用数
2021
2020 25
2019 25
2018 10
2017 10

管制課程の採用数

年度 採用数
2021
2020 20
2019 20
2018 20
2017

海洋科学課程の採用数

年度 採用数
2021
2020 15
2019 15
2018 15
2017 15

海上保安学校学生採用試験 内容

筆記試験や面接などが課されます。

内容は次のとおり。

実施 内容
一次試験 基礎能力試験
学科試験
作文試験
二次試験 個人面接
体力検査

傾向を解説していきます。

内容①:基礎能力試験

基礎能力試験は、「一般知能」と「一般知識」の2つで構成される試験です。

  • 一般知能:計算や文章読解など
  • 一般知識:日本史や物理など

特徴は試験科目が多く、10科目以上から出題があります。

大学受験だったら3科目〜7科目くらいなので、それ以上の勉強が必要です。

出題傾向や過去問などを下記の記事で解説しています。

船舶運航システム(特別)

海上保安学校学生採用(特別) 基礎能力試験の勉強法|合格点は〇〇

その他の試験(共通)

海上保安学校学生採用(船舶) 基礎能力試験の勉強法解説!

内容②:学科試験

以下の区分を対象に実施されます。

  • 「航空課程」
  • 「管制課程」
  • 「情報システム課程」
  • 「海洋科学課程」

内容は、高校で勉強する「数学」や「英語」「(物理)」です。

センター試験(共通テスト)レベルの出題もあるため、高校の勉強をしっかりすることが大切。

詳しい出題内容は「学科試験の出題範囲(PDF:280KB)」をご覧ください。

内容③:作文試験

MEMO

船舶運営システムのみ実施があります。

作文試験では、テーマに沿って600字程度で書く筆記試験です。

  • テーマの把握力
  • 表現力
  • 文章力

様々な観点から評価をつけられます。

たくさん文字を書いただけでは点数を上げることができません。

出題傾向や過去問などを下記の記事で解説しています。

船舶運航システム(特別)

海上保安学校学生採用(特別) 作文試験の過去問|対策法を解説

船舶運航システム(一般)

海上保安学校学生採用(船舶) 作文の過去問|合否に影響

内容④:個人面接

就職試験なので面接で一定の評価をもらわないと合格することはできません。

  • 「なぜ海上保安官になりたいのか。」
  • 「海上保安官になって何がしたいのか」
  • 「学生時代に頑張ったことは」

このような質問に堂々と具体的に答えられるように準備が必要です。

傾向や質問内容などを下記の記事でまとめています。

船舶運航システム(特別)

海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接の過去問|合格術を解説

船舶運航システム(一般)

海上保安学校学生採用(船舶) 個人面接の過去問|合格ガイドマップ

江本

他区分でも参考になりますよ!

内容⑤:体力検査

海上保安官として、備えておくべき最低限の体力をチェックする試験です。

実施内容は次のとおり。

  • 上体起こし30秒間:男子21回以上、女子13回以上
  • 反復横跳び20秒間:男子44回以上、女子37回以上
  • 鉄棒両手ぶら下がり10秒以上

この回数は最低基準。

これ以上を目標にやることが重要。

対策が必要な試験が多いです。

計画をもって、準備していきましょう!

海上保安学校学生採用試験まとめ

本記事では、海上保安学校学生採用試験の概要をまとめていました。

平均倍率は7倍ほどで、けっこう高めです。

しかし、倍率は下がり続けているため、準備をしっかりやれば合格は十分狙えますよ。

試験内容は幅広いため、出題傾向を把握して対策することがポイントです。

このサイトでは、海上保安学校学生採用試験の合格に必要な情報を発信しています。

合格に向けてやっていきましょう!

今回は以上です。