こんにちは、江本(@emotokomin)です。
本記事では、「海上保安学校学生採用試験(特別)の個人面接」に関する情報をまとめています。
9月実施を受験する人は「海上保安学校学生採用(船舶) 個人面接の過去問|合格ガイドマップ」をご覧ください。
“江本”
個人面接(二次試験)の合格率を知っていますか?
2020年(令和2年度)は42%ほど。
数値としては低くありませんが、2人に1人は確実に落ちてしまいます。
そんな42%に入るには、対策あるのみ。
この記事では、個人面接の傾向から過去の質問まで合格に必要な情報をまとめています。
関連記事:海上保安学校学生採用試験 倍率は低下傾向|合格ロードマップ
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海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接の傾向
個人面接は二次試験で実施されます。
面接官が質問してくるので、答える試験です。
質問内容は後述していますが、次の5項目に関することを聞かれています。
- 受験者本人
- 意欲・海上保安官としての資質
- 公務員・海上保安官としての資質
- 導入のための質問
- 一般常識・時事
対応するためには、自己分析をしっかり行うことが大切です。
まずは基礎情報をまとめています。
試験時間
試験時間は20分です。
入退室を含めてなので、実質15分くらいですね。
面接カード
面接は、事前に提出する面接カードに書いてある内容から質問されます。
そのため、自信のあるエピソードを盛り込むことがポイントです。
面接カードの内容(2020年)は次のとおり。
- 受験の動機
- 印象に残っている体験(学校生活や職務、社会生活、ボランティア活動など)
- 関心事項(最近関心を持った出来事、取り組んでいることなど)
- 趣味・特技など
- 自己PR(自分の長所について)
ちゃんとしたデータを見たい人は下記をどうぞ!
評価の観点
面接では、次の5項目について評価されます。
- 積極性
- 堅実性
- 判断力
- 表現力
- 態度
これらについてA~Eの5段階で評価します。
積極性
- 率先して物事に取り組むことができるか。
- 必要な自己主張ができているか。
- 優柔不断なところはないか
堅実性
- 何事においても真面目に取り組めるか。
- 最後まで諦めずに努力できるか。
- 組織の一員としての自覚を持っているか
判断力
- ものごとの判断力は適当か。
- 集中力はあるか。
- 自分勝手な行動はしていないか。
表現力
- 聞かれたことに対する返答は適格か。
- 話に一貫性があるか。
- 話し方がわかりやすく、簡潔か。
態度
- だらしなくないか。
- 落ち着いて安定しているか
- 作り話をしていないか
なお、D以下の評価がつくと不合格になりますよ。
海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接の質問内容
面接対策の基本は、「事前に質問内容を把握し、ベストな回答を準備する」ことです。
過去に聞かれた質問をまとめると、次の5項目にまとめることができました。
- 受験者本人
- 意欲・海上保安官としての資質
- 公務員・海上保安官としての資質
- 導入のための質問
- 一般常識・時事
ここでは、それぞれの質問内容を公開しています。
受験者本人
- 自己PRをしてください。
- 今までに挑戦したことを1つ教えてください。
- 好きな学科は何ですか。
- 高校では、何か委員会に所属していましたか。
- 部活動は何をやっていましたか。
意欲・海上保安官としての資質
- 志望動機をいってください。
- 第一希望のコースとその選んだ理由を言ってください。
- 志望する管区とその理由を教えてください。
- 管区とコースではどちらを優先しますか。
- 試験に不合格だったらどうしますか。
公務員・海上保安官としての資質
- 海上保安官の具体的な仕事内容を知っていますか。
- どのような仕事がしたいですか。
- 海上保安官のイメージを言ってください。
- 海上保安学校は厳しいですが、大丈夫ですか。
- 第十管区はどこにあるか知っていますか。
導入のための質問
- 緊張していますか。
- 就職での面接は初めてですか。
- 合格通知に同封していた手引きはしっかり読みましたか。
一般常識・時事
- 海上保安庁のニュースで知っていることはありますか。
- 最近の関心事を教えてください。
- 最近気になるニュースとそれに対する意見を教えてください。
これらに回答するには、時間をかけて自己分析をすることが必要ですよ。
なお、「海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接の教科書」でも100個以上の過去問を公開しています。
併せてご覧ください。
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海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接まとめ
本記事では、海上保安学校学生採用試験(特別)の個人面接をまとめていました。
面接の配点は全体の25%を占めており、評価が悪いと即不合格となります。
面接では、事前に提出する面接カードの内容に沿って質問されるため、分かりやすく書くことがポイント。
過去の質問内容をまとめると、「受験者に関する内容」や「意欲・心構え」などに関することが良く聞かれています。
過去問を「海上保安学校学生採用試験(特別) 個人面接の教科書」で公開しています。
面接対策の基本は、「事前に質問内容を把握し、ベストな回答を準備する」こと。
時間が掛かるので、はやめに対策に臨みましょう。
この記事は以上です。