警視庁警察官採用の試験科目は?教養試験の傾向と出題範囲を解説

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この記事はⅠ類(大学卒業程度)とⅢ類(高校卒業程度)どちらにも共通する話なので、警視庁警察官を目指す全ての方が対象!

杉田くん
杉田くん

警視庁警察官の教養試験はどんな科目がでるの?どの科目を勉強すればいいか教えてください。

この疑問に回答します。

本記事は警視庁警察官採用の教養試験について情報をまとめています。

教養試験は、その科目の多さや範囲の広さから苦手とする受験者が多いです。

とはいえ、点数が取れないと足きりになってしまうため対策は必須。

なお、最初に結論をいうと、試験科目は20科目です!

この記事を参考に勉強する科目や範囲を把握して、効率よく勉強できるように準備していきましょう!

江本
江本

江本です。ツイッターnoteもやっています。お問い合わせはこちら

【警視庁警察官採用】教養試験とは?

教養試験とは、計算力や読解力を測る「一般知能」と今までの学力を測る「一般知識」で構成される筆記試験です。

教養試験の傾向

項目内容
試験時間120分
問題数50問
科目数20科目
出題形式択一式(マークシート)
配点15%
基準点10点
2021年のデータ

試験時間は120分で、50問に解答します。

1問あたり2分程度で解かないと時間が足りないので時間配分に注意が必要です。

なお、50問のうち10問以上取れないと他の試験が満点でも合格できません。これを「足切り」と言います。

基準点は公表はされていませんが、多くの試験が満点の2割~3割を設定しているので目安としましょう!

試験科目は20科目もあるので大変です。後述している傾向を把握して勉強しましょう。

【警視庁警察官採用】教養試験の試験科目は20科目!

警視庁警察官の教養試験は、次の5分野(20科目)から出題があります。

  • 数的処理
  • 文章理解
  • 社会科学
  • 人文科学
  • 自然科学

順番に紹介します。

数的処理

数的処理は一般知能の1分野で、次の3科目で構成されています。

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 資料解釈

計算問題が多いので、文系選択の人は苦手意識を持つ場合があります。

とはいえ、問題数が多いので数的処理が攻略できないと点数を上げることができません

江本
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攻略するには、解法パターンを多く覚えて繰り返し問題を解くようにしましょう

文章理解

文章理解は一般知能の1分野で、次の3科目で構成されています。

  • 現代文
  • 英文

300字〜400字の文章を読んで、文章の内容や趣旨が一致するものを選んだり、文章が正しくなるように並び替えたりします。

なかでも英語に苦手意識を持つ人は多いかもしれませんが、問題数は多いため捨てることは危険です。

普段から英文や単語を見るようにして、文章に慣れることが大切。

江本
江本

出題数の多い現代文の攻略が必須です!

社会科学

社会科学は一般知識の1分野で、次の4科目で構成されています。

  • 政治
  • 経済
  • 社会時事
  • 倫理(思想)

一般知識の中では問題数が多いので得点できると有利です。

高校で政治経済や現代社会が選択できれば取っておきましょう!

江本
江本

普段から社会情勢にアンテナを張って情報収集しておくといいでしょう。

人文科学

人文科学は一般知識の1分野で、次の5科目で構成されています。

  • 日本史
  • 世界史
  • 地理
  • 国語
  • 英語

一般知識の中では1番出題範囲が広く、苦手意識を持つ受験者は多いです。

科目によっては出題範囲が限定的なこともあるので、そこだけ勉強するのもありです!

江本
江本

例えば、世界史なら第二次世界大戦〜現代が頻出みたいな感じですね!

自然科学

自然科学は一般知識の1分野で、次の4科目で構成されています。

  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学

一般知識の中では理系科目なので苦手意識を持つ受験者は多いです。

とはいえ、問題数は1問ずつしか出ないので、勉強時間のかけすぎには注意が必要。

江本
江本

もし、勉強するなら暗記で片付く生物をやっておくといいでしょう

【警視庁警察官採用】教養試験の勉強法3ステップ

警視庁警察官の教養試験は科目が多いので、まともに勉強すると試験までに終わりません。

そこで重要なのが次の3つを意識すること。

  1. 科目に優先順位をつける
  2. 出題範囲の把握
  3. 過去問題集を中心に勉強する

一つずつ説明します。

ステップ①:科目に優先順位をつける

まずは勉強する科目を決めましょう!

なぜなら、科目によって問題数が違うからです。

科目ごとの問題数は次のとおり。

▼教養試験の科目別問題数▼

科目問題数
数的推理6
判断推理9
資料解釈2
現代文6
英文2
政治4
経済2
社会・時事3
思想1
日本史2
世界史2
地理2
国語3
英語2
物理1
化学1
生物1
地学1
科目問題数
数的推理6
判断推理9
資料解釈2
現代文6
英文2
政治4
経済2
社会・時事3
思想1
日本史2
世界史2
地理2
国語3
英語2
物理1
化学1
生物1
地学1

このように1問あたりの問題数が多い一般知能(数的推理、判断推理、資料解釈、現代文、英文)から優先して攻略することがポイントです。

また、ボーダーライン(目標)は最低5割なので、手を広げすぎず出る科目に時間を使うことが重要

ステップ②:出題範囲の把握

続いて、出題範囲を把握しましょう。

なぜなら、すべての範囲から出ないからです。

例えば、判断推理は22分野で構成されています(Ⅰ類の場合)。

22分野をすべて勉強するのは、正直しんどいですよね…。

これを楽にするには、過去問を分析して出題範囲を把握することが重要

▼過去の出題範囲(判断推理)▼

Ⅰ類(第1回)のデータ

このように22分野のうち、警視庁で頻出なのは5分野だけ勉強すればいいのでかなり負担が減るはず。

せっかく勉強する科目がわかっていても、どこまでやればいいか知らなければ、どれだけ時間があっても足りません。

出題範囲を把握して、無駄をどんどん減らしていきましょう。

なお、他の科目についても下記記事で出題範囲をまとめているので確認してください。

(Ⅰ類)>【警視庁警察官採用Ⅰ類】教養試験の出題範囲を試験科目ごとに解説!

(Ⅲ類)>【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験の頻出分野を徹底解説!

ステップ③:過去問題集を中心に勉強

勉強する科目・範囲がわかったら過去問題集を中心に勉強しましょう!

基本的に出題される内容やレベルはだいたい決まっていて、それを知るのに最適なのが過去問題集なんですね。

勉強を進めていけばわかりますが、過去問題集の知識だけでけっこう正解することができます。

江本
江本

実際に僕は過去問ダイレクトナビという本だけで勉強していましたが、日本史や世界史は安定して6割以上取れていましたよ!

過去問題集の使い方

  • 問題を見たら、すぐに解答を読む
  • 解答を覚えたら、再度、問題を解く
  • 繰り返す

この順序で勉強すれば面白いくらい知識が溜まっていきますよ。

ポイントは選択肢ごとに何が違うのかを意識しながら読むことです。

要は5つある選択肢を一問一答みたいに一つずつ勉強する感じですね。

これを繰り返すだけで1問(5つの選択肢)から多くの知識をインプットできるのでやってみてください。

なお、おすすめの過去問題集は下記記事で紹介しています。

(Ⅰ類)>>【これを買えば間違いなし】公務員試験(大卒)のおすすめ参考書2022・2023

(Ⅲ類)>>【科目別】公務員試験(高卒)でおすすめの参考書・問題集を紹介

【警視庁警察官採用】教養試験は5割超えを目指そう!

本記事は警視庁警察官採用試験の教養試験についてまとめていました

教養試験は5分野20科目もあるので、すべてを勉強することは現実的ではありません。

そのため、意識することは次の3つ。

  1. 科目に優先順位をつける
  2. 出題範囲の把握
  3. 過去問題集を中心に勉強する

中でも「②出題範囲の把握」は重要で、これがわかっていないと出ない部分まで勉強することになってしまいます

出題範囲がわかっていれば、22分野ある判断推理もたった5分野を勉強すればよかったですよね。

何も知らなければ、無駄に17分野も勉強しないといけなかったので時間を無駄にするところでした。

(Ⅰ類)>【警視庁警察官採用Ⅰ類】教養試験の出題範囲を試験科目ごとに解説!

(Ⅲ類)>【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験の頻出分野を徹底解説!

また、教養試験のボーダーラインは5割~6割を安定して取れれば国語試験や論作文の出来次第で十分に一次試験を突破することができるので手を広げすぎることはNGです。

教養試験の科目・範囲は膨大なので、どの科目が重要で、どこが出るのか把握して効率よく勉強していきましょう。

今回は以上です。