こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「警視庁警察官Ⅲ類(高卒)の教養試験」に関する情報をまとめていきます。
※1類(大卒)を受験する人は「警視庁警察官採用1類 教養試験の過去問|勉強法2ステップを解説!」をご覧ください。
こういった悩みを抱えていませんか?
先日、こういったツイートをしています。
公務員試験の勉強で大切なことは「出る科目 ・分野」を徹底してつぶすこと!
落ちる人、勉強ができない人に限って「すべての科目、範囲をカバーしがち」です。
効率の良い人が合格する試験です、無駄を排除して勉強しましょう!
— 江本@公務員試験アドバイザー (@emotokomin) April 20, 2020
この通りでして、何も考えずに勉強すれば無駄なことをやってしまいますよ。
本記事を読むことで、「何から勉強すれば合格点が取れるのか」を知ることができるはずです。
少しでも、あなたが警察官に近づくためにも参考にしてみてくださいね。
関連記事:警視庁警察官採用試験 最新倍率から見える難易度の高さ|合格ロードマップ
タップで飛べるもくじ
【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験のボーダーは低い
勉強をするうえで、気になることだと思うので先に言っておきます。
あなたが目指すべき点数は60点です。
「え?そんくらいでいいの?」と思ったかもしれませんね。
でも、現実はそんなもんなので、実は難しくないんですね。
傾向通り勉強すれば合格点は楽々とれる。
結論からいうと、傾向を把握して勉強すれば合格点は取れますよ。
理由は簡単でして、効率よく勉強できる人が受かるようになっているからです。
僕も2度の公務員試験を経て、今の職についているけど、教養試験は範囲が広いです。
なので、効率よく勉強しないと間に合わない。
科目によって、出題数は違っている
科目ごとに分類すると、「出る科目・出ない科目」が決まっています。
なので、出題数の多い科目から勉強することがポイント!
逆に、出題数の少ない科目は勉強しなくても合格には影響が少ないですよ。
科目ごとの出題数は後述しているので、このまま読み進めていきましょう。
全範囲を勉強する必要もない。
公務員試験は範囲が広い特徴があるけど、全部をしなくてもOKです。
むしろ、全部すると落ちると思いますよ。
理由は、出る範囲も決まっているからです。
例えば、政治を勉強するなら「国会」は絶対にやったほうがいいです。
根拠がこちらのデータ。
過去6年分の出題範囲をまとめると、理由がわかりますね。
国会は5年連続で出題されています。
参考書では、ちょうど中間くらいにあるので、そこから勉強をしましょう。
1ページからやる必要はありませんよ。
なお、全科目の出題範囲を「【過去問】高卒で警視庁を目指す人必見!勉強ができる教科書」でまとめています。
詳しくはこちらをどうぞ!
【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験の傾向
教養試験は、一次選考で実施されます。
一次は、教養試験+国語試験の合計で合否が決まりますよ。
- 試験科目
- 出題形式
- 過去問
まずは基礎的な情報を把握しておきましょう。
傾向①:試験科目
警視庁で出題される教養試験の科目は「一般知能科目」と「一般知識科目」の2つに分類されます。
- 一般知能:公務員試験で特有の科目、計算問題が多く苦手な受験者は多いです。
- 一般知識:中学〜高校までに勉強してきた科目。科目数が多いです。
具体的な科目がこちら。
一般知能科目
- 数的推理
- 判断推理
- 資料解釈
- 文章理解
計算問題を多く含む出題があります。
多くの受験者が苦戦する科目ですが、出題数は多いため攻略は必須。
何とかして攻略できるようにしましょう。
一般知識科目
- 社会科学
- 人文科学
- 自然科学
中学~高校までに勉強してきた科目から出題があります。
日本史や世界史なども出題があるため、範囲が膨大です。
出題傾向を把握して、無駄のない勉強をする必要がありますよ。
傾向②:出題形式
- 試験時間:120分
- 問題数:50問
教養試験は全部で50問の出題があり、120分で解答します。
1問あたり「2分30秒」しかかけることができません。
時間をかけすぎると時間内で終わることができませんよ。
解答形式は5つの選択肢から1つを選んで、マークシートに記入して解答します。
傾向③:過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
過去に出題された問題を見て、内容の確認をしましょう。
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
なお、過去6年間の出題範囲を「【過去問】高卒で警視庁を目指す人必見!勉強ができる教科書」でまとめています。
詳しくはこちらをどうぞ!
【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験の対策法
学校にいきながら、仕事をしながらでも効率よく勉強する方法を3ステップで解説します。
ステップ①:出題数の把握
科目ごとの出題数を知ることが大切です。
理由は簡単でして、科目によって出題数が異なるから!
科目ごとの出題数は次のとおり。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
数的推理 | 6 | 6 | 6 |
判断推理 | 9 | 9 | 9 |
資料解釈 | 2 | 2 | 2 |
文章理解 | 8 | 8 | 8 |
政治 | 4 | 4 | 4 |
経済 | 2 | 2 | 2 |
社会 | 3 | 3 | 3 |
思想 | 1 | 1 | 1 |
日本史 | 2 | 2 | 2 |
世界史 | 2 | 2 | 2 |
地理 | 2 | 2 | 2 |
国語 | 3 | 3 | 3 |
英語 | 2 | 2 | 2 |
物理 | 1 | 1 | 1 |
化学 | 1 | 1 | 1 |
生物 | 1 | 1 | 1 |
地学 | 1 | 1 | 1 |
ポイント②:頻出分野を知る。
政治を勉強するとしたら、どの分野から勉強しますか?
「とりあえず最初から勉強するわ」
こう考える人は落ちる可能性が高いので注意しましょう。
なぜなら、根拠のない勉強をする人ほど、点数を取ることができないからです。
出る分野は毎年繰り返される
結論をいうと、「国会」から勉強しましょう。
理由は1つ、出題率が高いと知っているからです。
根拠がこちら。
見ての通り、「国会」は5年連続で出題がありますね。
全科目・範囲を勉強することは難しいため、「出る部分」から勉強していくことは合格への近道ですよ。
勉強するだけ無駄な科目も分かる。
「生物」と「地学」を勉強するなら、「地学」を勉強したほうがいいです。
理由は、出る分野にパターンがあるからです。
逆に、生物は出題分野が絞れないので、時間を掛けるだけ無駄ですよ。
地学の出題範囲
地学は「地球の構造・歴史」が頻出なので、時間を掛けても点が取れる可能性が高いです。
生物
一方、生物は「どこから出題されるのか」絞ることが難しいですね。
高校で生物を勉強している人以外はスルーがよさそう。
こんな感じで、勉強するうえでは「何をすれば効率よく勉強できるのか」がわかったはず。
他の科目についても「【過去問】高卒で警視庁を目指す人必見!勉強ができる教科書」でデータを公開しています。
有益な情報です。ぜひ活用して「勉強する科目・部分」を知りましょう!
詳しくはこちらをどうぞ!
ポイント③:覚えられるインプット術
「何度、問題集をやっても覚えられない・・・」
こう悩んでいる方はけっこういます。
こういう人は「復習する回数が圧倒的に少ないです。」
- 🙅🏻♀️「問題を解く→とりあえず考える、無理だから解答を見る→分かった気になって次の問題へ」
- 🙆🏼♀️「問題を解く→いきなり解答を見る→もう一度、自力でやる→解けたら次へ」
本番で問題が解ければいいので、分からない問題に時間を使っても無駄です。
だから、早めに解答を見て、解き方や知識をインプットしてください。そして、すぐにアウトプットすることがコツです!
詳しくは「【高卒程度】公務員試験の勉強法|合格点をとる3つのテクニック」を参考にしてくださいね。
この3ポイントを徹底することで「何の科目を、どこまでやればいいのか、どうやって勉強すればいいのか」分かりますよ!
【高卒】警視庁警察官採用3類 教養試験まとめ
本記事では、警視庁警察官3類の教養試験をまとめていました。
再度、内容を確認しておきましょう!
- 出題数の多い科目を優先する
- 出る部分を集中して勉強
- インプット即アウトプットで記憶の定着を図る
以上です。
警視庁は圧倒的に面接勝負です!
教養はサクッと、出るところを中心に勉強し、はやめに面接対策へシフトすること(同時進行)が最終合格する秘訣です!
まずは無駄な勉強をしないように、出題範囲を確認することがポイントです。
詳しくはこちらをどうぞ!