【全科目は必要ない】警視庁警察官3類(高卒)の勉強方法を徹底解説!

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けんじ
けんじ

高卒で警視庁を目指しています。教養試験はたくさん科目があるので何から勉強すればいいか悩んでいます。やっぱり全科目を勉強した方がいいのでしょうか。また、科目のなかでもどの分野が出やすいのか教えてください。

こんな悩みを解決できる記事を書きました!

本記事の内容
  • 全科目を勉強する必要はない理由
  • 勉強は過去問からやるべき
  • 頻出の単元を徹底解説
江本
江本

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは11年目になりました。

結論からいえば、全科目を勉強してはいけません。なぜなら出る科目も分野も決まっているからです。

本記事は警視庁警察官Ⅲ類(高卒)を受ける人向けに教養試験の対策方法を解説していきます。

勉強方法に悩んでいる方や、これから始める人は参考にしてください。

関連記事【警視庁警察官採用(高卒)は難しい?】合格への対策ロードマップ

【警視庁3類(高卒)】教養試験の勉強は全科目いらない3つの理由

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結論からいうと、教養試験はすべての科目を勉強する必要はありません。

理由は次の3つ。

  • 時間が足りない
  • 効率が悪い
  • ボーダーは高くない

それぞれ解説します。

理由①:時間が足りないから

試験まで、どのくらい勉強時間を確保できるか計算しましたか?

だいたい高校3年生になったくらいから勉強を始める人が多いです。仮に4月1日から勉強を始めるとして、試験日まで170日くらいですね。

1日3~5時間勉強したら、試験まで510時間~850時間ほど確保できます。

警視庁で出題される科目はザっと15科目ほど。1科目30時間を使って勉強したら450時間で終わる計算になります。

けんじ
けんじ

意外とできるじゃん!

と思った人は注意が必要です。

なぜなら、この450時間は一通り終わるまでにかかった時間だからです。1回やっただけで覚えられたら天才ですよ。

勉強は最低でも3回は繰り返す

しっかり覚えるには最低でも3回は繰り返す必要があるので、単純計算すれば1,350時間(450h×3回)必要です。

実際には2回目、3回目はそんなに時間はかからないと思うけど、時間が足りないことは何となくわかったのではないでしょうか。

すべての科目を勉強すれば明らかに時間が足りないので注意が必要です。

理由②:効率が悪いから

どの科目が何問でるか把握していますか?

例えば、数的推理や判断推理は4問~6問出ています。合わせると全体の2~3割を占めるため重要です。

一方で物理や化学は1問しかでません。

6問取るために50時間をかけて勉強するのと、1問しかでない科目に同じ時間をかけて勉強するのとでは、効率が違いますね。

すべての科目が均等に出るなら話は別ですが、実際はバラツキがあります。

なので、科目ごとの問題数を把握して対策することが重要です。

理由③:ボーダーは高くないから

合格するには何点必要だと思っていますか?

正確な数値は公表されていませんが、合格者の話を聞く感じ5割~6割がボーダーです。そこまで高くないんですよね。

これが8割~だったら科目なんて気にせず勉強すべきです。でも、実際は6割取れればいいので、すべてを勉強する必要はありません。

さっきも言ったけど、1問しかでない科目に時間を使うなら数問出ている科目の勉強をしたほうが点数は伸びますよ。

以上の理由からすべての科目を勉強する必要はないです。

科目に優先順位をつけて勉強しましょう。

【警視庁3類(高卒)】教養試験の勉強は過去問からやるべき理由

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では、何から勉強するかといえば過去問です。

けんじ
けんじ

え?いきなり過去問?知識がないのに意味あるの・・・

と思うかもですが、楽して勉強したいなら最初にやることをおすすめします。

なぜなら、過去問を最初にやることで「科目ごとの問題数」や「頻出分野」がわかるからです。

正直、これがわからないと勉強はできません。

理由①:科目ごとの問題数がわかる

例えば、文章理解は8問でますが、このままだと現代文を多くやればいいのか、英文に時間を使うべきなのかわかりません。

もし英語が嫌いなら焦る必要はないかもです。なぜなら英文は8問中2問しかでないから。逆に現代文が苦手なら6問も出るため早めに対策しないとマズいですよね。

このように科目ごとの問題数がわかれば、何を優先して勉強すれば効率よく点数が取れるのか判断できます。

まずは下記の表を参考に6割~7割分の勉強をしましょう。

科目問題数
数的推理6
判断推理9
資料解釈2
文章理解8
政治4
経済2
社会3
倫理1
日本史2
世界史2
地理2
国語3
英語2
物理1
化学1
生物1
地学1
2020年のデータ

僕が勉強するなら、「一般知能+政治、国語、倫理をやります。これだけで32/50問ありますからね」

理由②:頻出分野がわかる

例えば、文章理解の現代文は、

  • 趣旨把握・内容一致
  • 空欄補充
  • 並び替え

の3パターンから出題があります。それぞれ解答するときのポイントが違うので勉強もそれぞれやらなくてはいけません。

ここで過去問を見ていれば、

項目202020192018201720162015
読解444444
空欄補充121111
並び替え11111
過去6年間の単元別出題数

といった傾向がわかります。この傾向通り勉強すれば趣旨把握・内容一致を優先して勉強すればいいので効率的です。

「一通り勉強して最後に過去問で総仕上げ」という方法だったら、無駄な部分も勉強していたかもしれませんね。

出る科目・出やすい分野は決まっているので、過去問から傾向を把握して勉強することが大切です。

教養試験の過去問を見たい場合は以下の記事をご覧ください。

【警視庁3類(高卒)】教養試験で勉強すべき出題範囲を解説

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ここでは、各科目の出やすい単元を解説していきます。

教養試験は基本的に無駄が多いです。多くの人が何も知らずに無駄な時間を使っています。

江本
江本

僕自身、傾向なんて気にせずにひたすら参考書を解いていたこともあります。無駄な部分も同じように勉強していたので800時間くらい勉強していましたよ。

今思えば、傾向を理解してやっていれば500時間くらいになったんじゃないかと・・・。

300時間も浮けば面接や作文に回せるので、確実に受かる可能性は高まりますよね。

なので、出題範囲を知ってから対策しましょう。

具体例①:一般知能(数的推理)の頻出単元

数的推理は「図形」と「確率」を優先して勉強しましょう。

なぜなら、よく出るからです。

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分野・項目は参考書「オープンセサミ」より抜粋

このように図形は100%、確率も5年連続で出題がありますね

一方、他の試験では頻出の「速さ」や「方程式」はあまり出ていません。

他の科目の勉強をして時間があれば手をつける感じで勉強すれば効率的よく対策できます。

具体例②:一般知識(政治)の頻出単元

政治は「日本国憲法」に特化して対策しましょう。

理由は簡単で頻出だからです。とくに国会は要チェック

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分野・項目は参考書「オープンセサミ」より抜粋

データのとおりで100%でていますね。逆に公務員試験の参考書でも重要度が高い「基本的人権の保障」や「選挙」などは出ていません。

何も情報がないと参考書のデータを鵜呑みにして勉強しそうじゃないですか?

繰り返しになりますが、過去問をしっかり分析すれば無駄なことは減らせます。

また、捨て科目の判断にも活かせます。

具体例③:世界史は捨て科目にすべき

なぜなら、どこがでるかわからないからです。

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分野・項目は参考書「オープンセサミ」より抜粋

このようにまったく傾向がよめませんよね。

どうしても勉強したいなら中国史に絞ればいいかと。たまに出ていますからね。

なお、他の科目についても以下の記事で頻出の単元をまとめています。参考にしてください。

量より質を意識して勉強することが大切

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教養試験は科目も範囲も膨大なので、適当に勉強することはNGです。

先日、こういったツイートをしています。

公務員試験の勉強で大切なことは「出る科目 ・分野」を徹底してつぶすこと!

落ちる人、勉強ができない人に限って「すべての科目、範囲をカバーしがち」です。

効率の良い人が合格する試験です、無駄を排除して勉強しましょう!

— 江本@公務員試験アドバイザー (@emotokomin) April 20, 2020

この通りでして、何も考えずに勉強すれば無駄なことをやってしまいますよ。

✓本記事のまとめ
  • 全科目を勉強してはいけない
  • 合格点6割を目標に勉強する
  • 勉強の基本は過去問から
  • 頻出単元を絞る
  • 傾向がわからない科目は捨てる

使える時間は限られているので有効活用してくださいね。