【大卒】国家一般職 試験内容は県や市と違う?一次と二次の傾向を徹底解説!

国家一般職(大卒) 試験内容と傾向

大学生

国家一般職を志望しています。試験内容は地方上級(県職員)や市役所とは違うのでしょうか。

公務員試験は、いろんな種類があるので内容の違いって気になりますよね。

結論からいうと、試験内容は違います

具体的に「筆記試験」の内容を挙げてみると、

国家一般職

①基礎能力試験

  • 一般知能:27問
  • 一般知識:13問

②専門試験

  • 出題科目:16科目
  • 解答形式:8科目を選択。

①教養試験(全国型)

  • 一般知能:25問
  • 一般知識:25問

他にも関東型や東海北陸型などがあります。

②専門試験(全国型)

  • 出題科目:12科目
  • 解答形式:全問必答

他にも関東型や東海北陸型などがあります。

けっこう違いますね。

自治体によっては、民間企業などで使われるSPI3を実施することもありますからね。

なので、試験内容をしっかり理解して対策することが必要です。

そこで、この記事では、国家一般職の一次試験と二次試験の内容を解説していきます。

傾向もまとめているので、参考にしてください。

 

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは11年目になりました。

“江本”

 

ここで解説する内容を理解し実践できれば、すぐに対策をスタートできますよ。

なお、実施結果(倍率)を知りたい場合は、こちらの「【難易度の低下がとまらない】国家一般職 倍率の低い地域は?今後の予想も解説!」をご覧ください。

国家一般職(大卒) 一次試験の内容

国家一般職(大卒) 一次試験(筆記試験)の内容

一次試験の内容は、以下です。

  • 基礎能力試験(教養)
  • 専門試験
  • 論文試験

約7割の配点を占めています。

一次試験の攻略が合否を左右するので、時間をかけて対策しましょう。

傾向を解説します。

基礎能力(教養)試験

一般知能一般知識から構成される筆記試験です。

 

分野 内容
一般知能 数的処理や文章問題を通して、計算力や読解力の知識を問う出題。
一般知識 中学〜高校までに学んだ幅広い知識を問う出題。

 

レベル自体は、中学〜高校1年くらいまでの内容なので、そこまで難しくないです。

しかし、科目数や出題範囲が膨大なので、対策に苦戦する受験者が多いんですよね。

試験科目

分野 科目



数的処理 数的推理 / 判断推理 / 資料解釈
文章理解 現代文 / 英文



社会科学 政治 / 経済 / 社会時事
人文科学 日本史 / 世界史 / 地理 / 思想
自然科学 物理 / 化学 / 生物

見てのとおり、かなり多いですよね。

ここから合計40問の出題があり、140分で解いていきます。

なお、過去問や出題傾向を知りたい場合は、こちらの「国家一般職採用 基礎能力試験の勉強法|合格点を知れば楽勝です」をご覧ください。

 

国家一般職(大卒) 基礎能力試験の科目と過去問【過去問あり】国家一般職 基礎能力(教養)試験の科目は?勉強法を徹底解説!

 

専門試験

法律経済学などの専門性を問う筆記試験です。

英語や教育学・心理学などの珍しい科目からも出題がありますよ。

配点が基礎能力試験の2倍あり、1番配点が高いので、高得点を取る必要があります。

試験科目

分野 科目
法律系 憲法 / 民法①(総則・物件) / 民法②(債権・親族) / 行政法
経済系 ミクロ経済学 / マクロ経済学 / 財政学 / 経営学
行政系 政治学 / 行政学 / 社会学 / 国際関係
その他 英語(基礎) / 英語(一般) / 心理学 / 教育学

試験では、この16科目80問のうち、8科目40問を選択して解答します。

試験時間は180分で、すべて五肢択一式(マークシート)です。

過去問やおすすめの選択科目などを知りたい場合は、こちらの「国家一般職採用 専門試験の勉強法|科目選択がポイントです。」をご覧ください。

 

国家一般職(大卒) 専門試験の科目と難易度国家一般職 専門試験の難易度が低い2つの理由|おすすめの科目も解説!

 

論文試験

与えられた課題(テーマ)に沿って、客観的な事実やデータをもとに、自分の意見を盛り込んで論じる試験です。

採点は二次試験で行われます。

よく、作文と勘違いして書いている人がいるので注意しましょう。

 

江本

作文は、課題(テーマ)に沿って、自分の経験や感想を書く試験です

 

国家一般職の場合、多くの資料から読み取って書かせるテーマが多いです。

文章の書き方を勉強すると並行して、幅広い知識を学んでおくようにしましょう。

試験時間60分で、文字数は1,500字です。

なお、過去問や評価基準などを知りたい場合は、こちらの「国家一般職採用試験 論文のテーマ|書き方3ステップを解説!」をご覧ください。

 

kokkakoumuin-ippansyoku-ronbun4【過去問あり】国家一般職 論文で足切りになる3つの理由|文字数が重要!

 

国家一般職(大卒) 二次試験の内容と過去問

国家一般職(大卒) 二次試験(人事院・官庁面接)の内容

二次試験の内容は、以下です。

  • 個人面接(人事院)
  • 採用面接(官庁)

それぞれの内容をまとめていきます。

個人面接(人事院)

すべての受験者が受ける面接です。

一次試験に合格すると、面接の日時がわかるので、忘れずに行きましょう。

事前に提出する面接カードに沿って、

  • 自己PR
  • 志望動機
  • これまでに力をいれたこと

などに関する質問があります。

この人事院面接に受かれば、採用者名簿に記載され、その後の採用面接(官庁面接)を受けることができます。

試験時間は15分~20分ほど。

個人面接(官庁)

志望する官庁ごとの面接で、自分から説明会に参加するなどしないと受けれません。

まずは、一次試験の合格発表後~二次試験までの間に行われる「官庁訪問」をして顔を売る必要があります。

 

官庁訪問とは

志望する府官庁に行って、業務説明会や面接を受けるものです。最終合格するには、官庁の採用候補者名簿に記載されないと面接に呼ばれないので、どんどんアピールしておきましょう。

 

あとは官庁ごとに選考が行われ、そこで内定をもらえれば本当の最終合格となります。

一般的な面接と違い、人事院と志望する官庁の両方に合格しないと採用にはなりません。

人事院面接では、比較的多くの合格者をだしますが、官庁面接は少ないんですよね・・・。

なお、面接カードの内容や過去の質問を知りたい場合は、こちらの「国家一般職採用 個人面接の過去問|質問内容まとめ【対策法アリ】」をご覧ください。

 

国家一般職(大卒) 個人面接で落ちる人【質問公開】国家一般職 話が下手だと落ちる?面接カードの攻略が重要

 

国家一般職(大卒程度) 試験内容まとめ

本記事は、国家一般職(大卒程度)の試験内容と傾向をまとめていました。

MEMO
  • 試験内容は県や市とは異なる。
  • 一次試験の内容①:基礎能力試験
  • 一次試験の内容②:専門試験
  • 一次試験の内容③:論文試験(採点は二次)
  • 二次試験の内容①:人事院面接
  • 二次試験の内容②:採用面接

選考方法も特殊なので、流れを理解しましょう。

とくに、一次試験の合格発表があってから官庁訪問がはじまります。

この官庁訪問に参加することで、試験情報や選考案内などがわかります。

逆に何もしなければ、人事院面接に受かっても、採用先のない状態(採用漏れ)になる可能性も・・・。

できるだけ、行動して最終合格を勝ち取りましょう。