国家一般職採用 論文試験の過去問|書き方4ステップを解説!

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こんにちは、江本(@emotokomin)です。

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは10年目になりました。

“江本”

本記事では、「国家一般職の論文試験」に関する情報を発信しています。
※対象は大学卒業程度です。

論文試験の配点は10%なので、重要度は低いです。

しかし、毎年、論文で評価がもらえずに不合格になる受験者はいるので対策は必要ですよ。

出題テーマや対策法などをまとめています。

参考にしてみてくださいね。

関連記事国家一般職採用試験 倍率から分かる難易度の低さ|合格ロードマップ

国家一般職採用 論文試験のテーマ

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  • 2020年(令和2年度)
  • 2019年(令和元年度)
  • 2018年(平成30年度)

テーマを見て内容をイメージしましょう。

2020年(令和2年度)

 我が国では,2040年頃には,いわゆる団塊ジュニア世代が高齢者となり,高齢者人口がピークを迎える一方,現役世代が急激に減少する。そこで,2018年10月に設置された「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」の取りまとめにおいて,「健康寿命延伸プラン」が作成され,2016年時点において男性では72.14年,女性では74.79年となっている健康寿命を,2040年までに男女ともに3年以上延伸し,75年以上にすることが目標として掲げられた。なお,健康寿命とは,平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間である。

 

このような状況に関して,以下の図①,②,③を参考にしながら,次の⑴,⑵の問いに答えなさい。

 

⑴ 我が国が健康寿命の延伸に取り組む必要性について,あなたの考えを述べなさい。

⑵ 健康寿命の延伸を阻害する要因は何か,また,健康寿命を延伸するために国としてどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。

(PDFで問題を見る)

2019年(令和元年度)

 我が国は,「日本再興戦略2016」において,キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。さらに,2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては,KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として,2027年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。

 

このような状況に関して,以下の図①,②を参考にしながら,次の⑴,⑵の問いに答えなさい。

 

⑴ キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で,我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について,あなたの考えを述べなさい。

⑵ ⑴ に照らして,キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。

(PDFで問題を見る)

2018年(平成30年度)

我が国の生産年齢人口は1990年代をピークに減少を続けており、今後も減少が続くと推計されている。この生産年齢人口の減少に伴う生産力の低下によって、我が国の社会経済に大きな影響を与えることが懸念されている。

 

この状況に関して、以下の問いに答えなさい。

(1)生産年齢人口の減少による生産力低下に影響されることなく、中長期的に経済成長を実現していくために解決すべきと考える課題を以下の図(省略)を参考にしながら二つ述べなさい。

(2)(1)で挙げた二つの課題を解決するためには、それぞれどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。

(PDFで問題を見る)

なお、2017年より前のデータを「【最新】国家一般職 論文試験の評価基準」でまとめています。

有益な情報も盛り込んでいるので、参考にどうぞ!

国家一般職の過去問はこちら

論文の出題テーマを見る

国家一般職採用 論文試験の傾向

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論文試験は出題されたテーマについて時間内に文章を書く試験です。

  • 自分の経験
  • 志望動機

文章を書くだけでなく、これらの要素を盛り込んで論理的に書く能力が必要。

国家一般職の論文試験は1次試験に実施され、評価は2次試験に使われます。

傾向①:読解力が必要

県職員や市町村職員の試験と違って国家一般職のテーマは「長文傾向」にあります。

書く能力も必要ですが、趣旨を読み取る読解力も必要です。

趣旨を読み間違えるとまったく意味のない文章ができあがりますからね、注意しましょう。

傾向としては、資料やグラフを読み取って、論じる必要があります。

傾向②:試験時間

試験時間は60分です。

時間配分を意識して、書くようにしましょう。

  • テーマ内容の把握:5分
  • 書く:50分
  • 見直し:5分

こういった配分で書くといいですよ。

色々書いてみて、自分なりの時間配分を作っておきましょう!

傾向③:文字数

文字数は1,500字です。

試験時間のわりに長文。

1,300字くらいを目安に書けるようにしましょう。

極端に少ないと減点や採点されずに不合格になる場合があるからです。

国家一般職採用 論文試験の対策法4ステップ

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論文に苦手意識がある人は、はやめに対策をしましょう。

理由は、一人では対策が難しいからです。

そこで、論文攻略に必要なステップを4段階でまとめていますので、参考にどうぞ!

  • その①:書き方を知る
  • その②:書いてみる
  • その③:評価基準を知る
  • その④:添削を受ける

さっそく、見ていきましょう。

その①:書き方を知る

まずは、書き方を知りましょう!

文章構成が点数をあげるために重要だからです。

学校で勉強してきた論文は「起承転結」を意識させるものでしたが、公務員試験の論文では通用しません。

公務員試験では「序論・本論・結論」という型がポイント。

その②:書いてみる

次に、実際に書いてみましょう。

知識があっても、文章が書けるとは限らないからです。

時間を図って、自分の知識を表現できるか確かめてみましょう。

その③:評価基準を知る

補足ですが、論文では評価基準があります。

文章が書けていても、この評価基準に合っていないと点数をあげることは難しいですよ。

しっかり把握して、対策するようにしましょう。

具体的な評価基準はこちら

その④:添削を受ける

最後に、添削を受けて客観的な評価をもらいましょう。

論文では、この添削が最も重要です。

  • 誤字・脱字
  • 文章構成

一人では知ることが難しいですよね。

なので、誰かに見てもらう必要がありますよ。

関連記事公務員試験 論文添削が必要な3つの理由【安く受ける方法あり】

国家一般職採用 論文試験まとめ

本記事は国家一般職の論文試験をまとめていました。

論文は書ける人、書けない人の差がはっきり出る試験です。

いきなり出来るようになる試験じゃないので、早めに準備をしましょう。

論文の評価基準やテーマを「【最新】国家一般職 論文試験の評価基準」でまとめています。

有益な情報も盛り込んでいるので、参考にどうぞ!

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