【独学は難しい?】国家一般職(高卒程度)に受かる対策ロードマップ

kokkaippansyoku-kousotsu-dokugaku

シュン
シュン

国家一般職の受験を考えている高校生です。独学で合格したいのですが、難易度はどれくらいですか?試験について教えてください。

独学で国家一般職(高卒)に受かる手順を解説していきます!

✓本記事の内容
  • 国家一般職(高卒)とは|職種は行政と技術の2区分
  • 試験日程はいつなの?
  • 合格率(倍率)は?
  • 試験内容は?
  • 対策は過去問から!
  • 合格点(ボーダー)は何点くらい必要?
emototoha
江本(@emotokomin)

独学でも国家一般職に合格することは余裕です!市役所とかに比べて難易度は低いんですよね。

とはいえ、試験は複雑なのでしっかり内容を理解して対策することが重要です。

そこで本記事は試験の流れから対策方法までを解説していきます。この記事を読めば合格までに必要なことが把握できますよ!

関連記事【難易度が高い試験は?】国家公務員(高卒)の合格率を徹底解説!

国家一般職(高卒)とは|職種は行政と技術の2区分

kokkaippansyoku-kousotsu-syokusyu

国家一般職は、行政機関(検察庁とか国土交通省など)がスムーズに運営できるようサポートする職員で、行政職と技術職の2区分があります。

  • 行政職:いわゆる事務職
  • 技術職:土木や建築、農業など

試験は全国を9つのブロックに分けて行っています。採用後は受験したブロックに属する自治体へ配属されますが、数年に一度転勤になることもありますよ。

ブロック管轄の自治体
北海道北海道
東北青森県、宮城県、岩手県、秋田県、山形県、福島県
関東甲信越茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、新潟県、長野県
東海北陸富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国鳥取県、島根県、広島県、岡山県、山口県
四国徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県
沖縄沖縄県
江本
江本

全国転勤は基本的になく、管轄ブロック内での転勤となります。最近は近隣都道府県の場合が多いみたいですけどね。

国家一般職は、受験する段階では採用される官庁は未定です。試験が進むにつれて自分が働きたい省庁の面接を受ける必要があるため、どの省庁で働きたいのか考えておく必要がありますよ。

採用先の官庁を見たい場合は下記記事を参考にしてください。

関連記事一般職試験(高卒者試験)[事務・技術区分/地域別]採用予定機関一覧

【国家一般職(高卒)】試験日程はいつなの?

kokkaippansyoku-kousotsu-nittei

国家一般職は、「一次試験⇒二次試験⇒官庁面接⇒最終合格」という流れで選考が行われます。

2021年(令和3年実施)の試験日程を下記にまとめたので確認してみましょう。

申込の受付

6月21日~30日です。

インターネットでの出願。期間が短いのでし忘れに注意が必要!

一次試験

9月5日(日)です。

同じ日に税務職員の選考試験も行われています。

一次試験の合格発表

10月7日(木)です。

人事院のHP及び郵送で結果が送られてきます。

二次試験の日程が書かれているので必ず確認してください。

二次試験

10月13日~22日です。

この期間の中から1日を指定されます。詳しくは一次試験の合格通知を確認してください。

最終合格

11月16日(火)です。

一応の最終合格。ただし、二次試験に合格=4月から働けるわけではありません。

この後に官庁ごとの採用面接があります。採用面接で合格をもらうことが本当のゴールですよ。

官庁面接

日程は官省庁ごとに異なります。

希望する官庁の採用情報を確認した上で採用面接を受けて積極的に自己PRしてください。

江本
江本

ここで合格できれば晴れて国家公務員です!

【国家一般職(高卒)】合格率(倍率)は?

kokkaippansyoku-kousotsu-bairitsu

2020年(令和2年度)の合格率は、「行政20.3%」、「技術65.8%」でした。

地域ごとにみると、中国地方が11.3%なのに対し、関東甲信越は少し高めの26.4%となっています。

ブロック合格率受験者合格者
北海道13.5%61683
東北15.1%849128
関東甲信越26.1%5,4611,428
東海北陸17.1%730125
近畿16.7%714119
中国11.4%45852
四国12.6%26934
九州14.3%1,261180
沖縄9.3%40938
行政区分の合格率一覧(2020年)
ブロック合格率受験者合格者
北海道81.8%8872
東北72.6%13598
関東甲信越61.1%301184
東海北陸56.9%10962
近畿68.1%6947
中国65.3%4932
四国50.0%5025
九州68.0%291198
沖縄66.7%32
農業土木53.4%221118
林業35.5%14150
技術区分の合格率一覧(2020年)

なお、地域ごとの詳細は別記事でまとめていますので確認してください。

関連記事【簡単な地域は?】国家一般職(高卒)の倍率推移を徹底解説

【国家一般職(高卒)】試験内容は?

kokkaippansyoku-kousotsu-shikennaiyou

選考の流れで確認したように、国家一般職では一次試験と二次試験があり、筆記や面接などが実施されます。

  • 一次試験:教養試験 / 適性試験 / 作文試験
  • 二次試験:個人面接

それぞれの内容を解説していきます。

教養試験(基礎能力試験)の内容

一般知能分野」と「一般知識分野」から構成される筆記試験で、一次試験に実施されます。

項目内容
試験時間90分
問題数40問
出題形式五肢択一式
試験方式マークシート
出題分野・一般知能分野:20問
・一般知識分野:20問
配点比率44%
基礎能力試験の傾向

試験レベルは中学~高校までに学んだ知識なので高くはありませんが、試験科目が多いので対策が難しいです。

配点は全体の約4割を占めているので、はやめに対策をして点数が取れるようにしておくことが大切。

出題傾向や勉強方法を以下の記事で解説しています。参考にしてみてください。

関連記事:【過去問あり】国家一般職(高卒)の教養で合格点を取る勉強法!

適性試験の内容

適性試験は、簡単にいうと処理能力検査でして、同じような問題を時間内にどれだけ解けるかを図ります。

項目内容
試験時間15分
問題数120問
出題形式五肢択一式
試験方式マークシート
配点比率22%
適性試験の傾向

1問1点で計算され、基礎能力と合わせて合否を決めるので、かなり重要です。

基礎能力試験のようにガッツリ対策が必要な試験ではありませんが、甘く見ていると残念な結果になることもあります。

以下の記事で傾向や問題をまとめているので参考にしてください。

関連記事【高卒】国家一般職採用 適性試験の過去問|高得点が合格への近道

作文試験の内容

与えられたテーマについて、自分の考えを文章にして書く試験です。

項目内容
試験時間50分
文字数600字程度
出題形式横書き
配点比率11%
作文試験の傾向

けっこう苦手な印象を持っている人も多いのではやめに対策することがポイントです。

傾向や書き方を以下の記事で解説しています。参考にしてください。

関連記事【過去問あり】国家一般職(高卒)の作文で足切りになる理由と対策法

面接試験の内容

長所や志望動機に関する質問を通して受験者の人柄や能力を評価する人物試験です。

項目内容
試験時間15分~20分
面接官3人
面接カードあり
判定A~Dの4段階
配点比率22%
面接試験の傾向

筆記試験で高得点を取れても面接の評価が悪いと不合格になります。後回しにせず対策するようにしましょう。

聞かれた質問や流れを以下の記事で解説しています。

関連記事【簡単3ステップ】国家一般職(高卒)の面接対策【過去の質問あり】

【国家一般職(高卒)】対策は過去問から!

kokkaippansyoku-kousotsu-kakomon

試験内容がわかったら、いよいよ対策を始めていきます。

対策の最初にすることは過去問を分析することです。

なぜなら、過去問を見れば出題範囲や難易度がわかるから。簡単にいえば、ゴールがわかるんですね。

「いきなり過去問?」と思うかもですが、ゴールを知らずに効率よく対策できるでしょうか。例えるなら目的地を決めずに旅行するようなものです。

江本
江本

それはそれで楽しそうだけど、ぜったい迷子になりますよね・・・。

対策できる時間は限られているので、無駄を減らして対策することが大切です。

試験ごとの過去問は別記事でまとめているので参考にしてください。

教養試験の過去問

kosotsu-kokkakoumuin-ippansyoku-mensetsu2 【過去問あり】国家一般職(高卒)の教養で合格点を取る勉強法!

適性試験の過去問

kosotsu-kokkakoumuin-ippansyoku-tekisei2 【高卒】国家一般職採用 適性試験の過去問|高得点が合格への近道

作文試験の過去問

kosotsu-kokkakoumuin-ippansyoku-sakubun4 【過去問あり】国家一般職(高卒)の作文で足切りになる理由と対策法

面接試験の過去問

kosotsu-kokkakoumuin-ippansyoku-interview 【簡単3ステップ】国家一般職(高卒)の面接対策【過去の質問あり】

【国家一般職(高卒)】合格点(ボーダー)は何点くらい必要?

kokkaippansyoku-kousotsu-goukakuten

一次試験は、教養試験+適性試験(技術は専門試験)の合計で合否が決まります

配点は、

  • 行政:「教養:適性=2:1」
  • 技術:「教養:専門=1.5:3.5」

なので、行政は教養試験、技術は専門試験の点数が高いほど受かりやすいです。

行政の場合、地域によって差はありますが「教養試験6割+適性試験5割」が1つの目安となります。

江本
江本

技術職はどの区分も専門4割あれば、教養3割以上で合格できています!

参考までに2020年の合格ラインは次のとおり。

ブロック教養適性
北海道2160
東北2160
関東甲信越2160
東海北陸2160
近畿2260
中国2260
四国2160
九州2360
沖縄2560
※教養は40問、適性は120問

なお、得点別・過去の合格点は別記事で解説しています。

難しいからこそ、早めに対策を始めよう!

kokkaippansyoku-kousotsu-muzukashi

本記事は国家一般職(高卒程度)に受かる方法と手順を解説してきました。

よく公務員試験は難しいといわれますが、大学受験に比べると難易度は高くありません。しかし、対策内容が幅広いのでスケジュール管理を徹底することが重要です。

本記事のまとめ
  • 採用は全国を9ブロックにわけて実施
  • 一次試験は9月
  • 二次試験は10月
  • 合格率は20%程度
  • 筆記試験と面接試験で合否を決める
  • 対策は過去問から始める
  • ボーダーは5割~6割

頭の良し悪しもありますが、結局は要領よくできる人が受かる試験です。仕事でもそうですよね。

傾向を把握して効率よく対策していきましょう!