【どこが受かりやすい?】国家公務員の合格率からわかる難易度を解説

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小池
小池

国家公務員を受けるか迷っています。合格率を教えてください。偏差値50くらいの大学に通っているのですが、合格できるのでしょうか。

マイナビの調査によれば、

就職先として望む会社を文系・理系別に集計したところ、文理ともに「地方公務員」「国家公務員」がトップ2を占めた。

就職したい企業・業種ランキング、第2位は国家公務員 – 第1位は? | TECH+ (mynavi.jp)

といった結果からわかるように、国家公務員の人気は高いです。

とはいえ、「なんか難しそう・・・」とか「本当に受かるのかな・・・」といった印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、国家公務員(大学卒業程度)の合格率を試験ごとにまとめています

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江本(@emotokomin)

国家公務員の受験を考えていて、難易度が知りたい人は参考にしてください。

結論からいえば、国家公務員の合格率は地方公務員(県庁や市役所)より高いです!大学も総合職を除けば国立・私立関係なく受かっていますよ!

国家公務員採用試験とは

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日本の公務員は国家公務員と地方公務員に分類されていて令和3年度現在、約330万人の公務員がいます。

そのうち約20%(59万人)が国家公務員として各行政機関で国のために働いているんですね。

国家公務員になるには、人事院が実施する採用試験に合格しなければいけません。

大学卒を対象とする主な試験は、

種類試験名
国家公務員総合職
一般職
国家専門職国税専門官
財務専門官
労働基準監督官
法務省専門職員
皇宮護衛官
その他裁判所事務官

※このほかにもいくつかあります。

といった種類があります。

思ったより多くの種類があったのではないでしょうか。

難易度はピンキリ

一般的に難しそうなイメージのある国家公務員んですが、難易度はそこまで高くはありません。

例えば、2020年に1番合格率が高かった試験は、

国家一般職(物理):62.5%

でした。倍率でいうと1.6倍で2倍を切っているんですね。

一方で衆議院法制局(総合職)のように100倍を超えている試験もありますよ。

このように国家公務員の難易度には差があるので、しっかり探せば受かりやすい試験もあります。

ここからは試験ごとの合格率をまとめているので、参考にしてください。

【国家一般職】合格率からわかる難易度

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ここでは国家一般職(大学卒業程度)の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

行政技術
202032.6%49.5%
201929.8%54.4%
201826.5%52.1%
201723.7%46.8%
201623.8%48.2%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率は行政27.3%、技術50.2%なので単純に行政は3~4人に1人、技術は2人に1人は合格しています。

東京都(21.6%)や特別区(21.2%)に比べれば合格率は高いので、難易度は低いと感じる人もいるかもしれませんね。

ここ数年でかなり難易度はさがっているのでチャンスです。

国家一般職の概要は別記事で解説しています。

関連記事【大卒】国家一般職 試験内容は県や市と違う?一次と二次の傾向を徹底解説!

【国税専門官】合格率からわかる難易度

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ここでは国税専門官の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

合格率
202043.1%
201933.5%
201829.8%
201729.0%
201623.7%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率は31.8%なので、だいたい3人に1人が合格できる難易度です。

同じ日に試験のある財務専門官(27.8%)や労働基準監督官(24.7%)に比べると合格率は高いので、難易度は低いと感じるかもしれません。

筆記試験や面接試験の合格率も別記事で解説しています。参考にしてみてください。

関連記事【筆記重視はウソ?】国税専門官の倍率推移を徹底解説!

【労働基準監督官】合格率からわかる難易度

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ここでは労働基準監督官の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

A(法文系)B(理工系)
202027.2%33.2%
201924.3%35.5%
201823.1%35.7%
201721.6%22.7%
201619.0%21.9%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率はA(法文系)23.0%、B(理工系)29.8%なので単純は3人~4人に1人は合格しています。

国税(31.8%)や財務(27.8%)に比べれば合格率は少し低いので、難易度は高く感じるかもしれません。

筆記試験や面接試験の合格率も別記事で解説しています。参考にしてみてください。

関連記事【倍率の推移】労働基準監督官採用 国税より難易度が高い理由を解説!

【財務専門官】合格率からわかる難易度

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ここでは財務専門官の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

合格率
202041.9%
201930.6%
201825.6%
201721.3%
201619.7%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率は27.8%なので、だいたい3人に1人が合格できる難易度です。

同じ日に試験がある国税(31.8%)よりは難易度が低いですが、労基(24.7%)よりは少し高い傾向があるようです。

筆記試験や面接試験の合格率も別記事で解説しています。参考にしてみてください。

関連記事【難易度は?】財務専門官採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ

【裁判所事務官】合格率からわかる難易度

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ここでは裁判所事務官一般職(大卒程度)の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

合格率
202045.4%
201914.2%
201812.8%
201711.3%
201611.9%

合格率の推移(過去5年間)平均合格率は19.1%なので、5人に1人が受かる難易度です。国家公務員のなかではかなり難しいですね・・・。

国家一般職(27.3%)や国税(31.8%)と比べても合格率は低いので、難易度は高いと感じます。

江本
江本

2020年だけ合格率が異様に高いけど、コロナの影響で国家一般職と日程が同じだったからです。

とはいえ、裁判所事務官は地域ごとに採用を行っているため合格率も地域によって違んですね。

地域ごとの詳細は別記事で解説しています。興味のある方はご覧ください。

関連記事【地域別】裁判所事務官の難易度が高い3つの理由|倍率の推移を徹底解説!

【法務省専門職員】合格率からわかる難易度

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ここでは法務省専門職員(人間科学)の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

合格率
202036.3%
201927.3%
201826.3%
201717.3%
201624.3%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率は26.3%なので、4人に1人が合格できる難易度です。

法務省専門職員は「矯正心理」「法務教官」「保護監察官」の区分があり、それぞれで合格率も違います。

詳細は別記事で解説しています。興味のある方はご覧ください。

【皇宮護衛官】合格率からわかる難易度

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ここでは皇宮護衛官(大学卒業程度)の合格率をまとめています。

公務員試験は大学受験のように、偏差値みたいな難易度を示す数値がありません。

合格率は難易度がわかる1つのデータなので、これから受験を考えている人は知っておくといいでしょう。

詳細は次のとおり。

合格率
202010.4%
20195.7%
20188.5%
20174.1%
20164.9%
合格率の推移(過去5年間)

平均合格率は6.7%で、公務員試験のなかではトップクラスの難易度です。

大学受験でいえば東大・京大に入るくらいの難しさ。

簡単に合格はできないので、しっかり準備をはじめて対策することが大切です。