国税専門官の効率的な勉強法!独学で合格が難しい3つの理由を解説

桜木
桜木

国税専門官に受かるため独学で勉強するのは難しいですか?具体的な勉強法が知りたいです。

この疑問に回答します。

本記事は国税専門官の勉強法について情報をまとめています。

結論を言えば、国税専門官は独学で勉強することが難しいです。

理由は次の3つ。

  1. 試験範囲が広い
  2. 計算問題が多い
  3. 面接や専門論文が重要

これを深掘りしていきます。

試験ごとに勉強方法もまとめているので参考にしてみてくださいね。

国税専門官に独学で合格するのは難しい

冒頭でも言いましたが、国税専門官に独学で合格することは難しいです。

最近は独学に適したテキストが揃っていることもあり、以前に比べると独学で合格できるようになりました。

とはいえ、実際に独学で合格することはあなたが思っているより簡単ではありません。

国税専門官の合格率は約30%で、100人受けたら70人は落ちる難しい試験であり、合格するにはきちんと計画を立てて勉強していく必要があります。

>>国税専門官の難易度が高い3つの理由と対策法のポイント5つを解説!

特に、はじめて公務員試験の勉強をする場合には、出題傾向も勉強方法も知らないため、独学ではどうしても効率の悪い勉強になってしまうと言えるでしょう。

国税専門官に独学で合格するのが難しい理由

では、なぜ独学で合格が難しいのでしょうか?

その理由は以下の3つです。

  1. 試験範囲が広い
  2. 計算問題が多い
  3. 面接や専門論文が重要

一つずつ解説します。

理由①:試験範囲が広い

一つ目の理由は、出題範囲が広いこと。

国税専門官の筆記試験は教養と専門を合わせて29科目から出題があります。
>>国税専門官の試験科目は29科目!おすすめの科目と配点を解説!

試験範囲が膨大なので、独学では全体像を掴むだけでも苦労してしまいます。

  • 勉強すべき優先順位
  • 出る(出ない)単元の把握
  • 捨て科目・分野

これらの出題傾向を知らないまま勉強を進めると、まったく必要のない範囲まで勉強してしまうことになりかねません。

特に、はじめて勉強する場合は、科目や分野の知識がまったくないため、すべての出題範囲を理解していくのは大幅な時間ロスとも言えるでしょう。

理由②:計算問題が多い

二つ目の理由は、計算問題が多いこと

教養試験では数的処理、専門試験では経済学や会計学など、計算を必要とする科目が多く出題されています。

例えば数的推理は、公務員試験でダントツに受験者を悩ませる科目です。特に私立文系の人は計算問題に苦手意識を持っている場合があるので要注意。

同様に経済学や会計学も数式が多く出てくるので、なかなか一筋縄ではいきません。

暗記科目と違い、計算問題は解く方法を理解しておかないと問題が解けないので、苦手意識がある場合は、基礎からきちんと教えてもらえるところで勉強したほうがよいかもしれません。
>>【スタディング】スマホで学べる人気の公務員試験対策!

理由③:面接や専門論文が重要

面接や専門論文が重要視されていることも理由の一つです。

というのも、最近は筆記試験よりも面接で落とされる割合が高くなっているんですよね。
>>国税専門官の倍率は低い?過去の推移から一次・二次の倍率まで解説!

また、以前に比べて合格ラインも下がっており5割程度の正答で一次試験を突破することができています。
>>国税専門官のボーダーラインは何割?合格最低点と勉強のコツを解説

独学でも、専門論文の書き方を勉強したり、志望動機を考えたりすることはできますが、重要なのは第三者の評価

例えば専門論文は、「要点は掴めているか」、「文章構成は正しいか」、面接でも「自己PRや志望動機はしっかりできてるか」、「話すときの表情や声量は適切か」など一人ではわからないことが多いです。

面接や専門論文は、なかなか独学では対策を立てにくいので注意が必要。

>>【足切りに注意】国税専門官の専門記述でおすすめの科目と過去問を紹介

>>国税専門官の面接対策はいつから?面接カードや質問内容も紹介

国税専門官に独学で合格する勉強法

国税専門官に独学で合格することは難しいのですが、少しでも合格に近づくには効率よく勉強をすることが重要です。

ここでは、試験ごとに効率よく勉強する方法を紹介していきます。

国税専門官の試験内容は次のとおり。

  • 教養試験(基礎能力試験)
  • 専門試験
  • 専門記述(論文)
  • 個人面接

それぞれ解説していきます。

勉強法①:教養試験

教養試験は一般知能から勉強しましょう。

なぜなら、出題割合が全体の7割を占めているからです。

一般知能

分野科目問題数
数的処理数的推理 / 判断推理 / 資料解釈16問
文章理解現代文 / 英文11問

一般知識

分野科目問題数
社会科学政治 / 経済 / 社会時事    7問
人文科学日本史 / 世界史 / 地理3問
自然科学物理 / 化学 / 生物3問

1科目あたりの問題数も多いので、一般知能で点数が取れないと合計点を上げることができません。

また、全範囲を勉強するのではなく、よく出ている単元を中心に効率よく進めることが重要です。

詳しくは下記記事で解説しています。
>>【ボーダーは5割】国税専門官の教養試験は何がでる?傾向と出題範囲を解説

勉強法②:専門試験

専門試験は、最初に勉強する科目を決めましょう!

なぜなら、好きな科目を選択して解答する形式だからです。

分野科目問題数
法 律憲法★ / 民法 / 行政法 / ★商法14問
経 済経済学 / 財政学 / 経営学 / ★会計学26問
学 問政治学 / 社会学 / 社会事情6問
その他英語基礎 / 英語実践 / 情報数学 / 情報工学24問
★は必須解答

民法、商法、会計学の3科目(16問)は必須選択ですが、残り24問は12科目から任意に選ぶことができるんですね。

なので、全科目を勉強する必要がありません。

併願先でも使える科目を選ぶことがポイントになります。
>>国税専門官の試験科目は29科目!おすすめの科目と配点を解説!

勉強法③:専門記述(論文)

専門記述(論文)も科目選びが重要です。

  • 憲法
  • 民法
  • 経済学
  • 会計学
  • 社会学

この5科目から1題を選択して論じます。

専門試験で勉強する科目を中心に選べばいいですが、僕のおすすめは会計学か経済学です。

理由は覚える知識が少ないから。

もちろん、憲法や民法でもいいので得意な科目で勝負しましょう!

詳しくは下記記事で解説しています。
>>【足切りに注意】国税専門官の専門記述でおすすめの科目と過去問を紹介

勉強法④:個人面接

個人面接は次のステップで勉強しましょう。

  1. 回答を考える
  2. 話す練習をする
  3. 実践練習

いたってシンプルですが、想像以上に時間がかかる試験です。

面接で落ちる人に共通することは、話す内容(回答)ばかりに時間を使っていること。

実は話す内容よりも、話し方や表情などの立ち振る舞いが評価に直結してくるので回答ばかり考えることはNGです。

話す内容は筆記試験の合間を使って考えておき、直前期は話す練習を繰り返すことが重要。

詳しくは下記記事をご覧ください。
>>国税専門官の面接対策はいつから?面接カードや質問内容も紹介

国税専門官に独学で受かるにはやり方が重要!

本記事は国税専門官に独学で合格することが難しい理由と勉強方法を紹介していきました。

再度、おさらいです。

  • 国税専門官に独学で合格することは難しい
  • 国税専門官に独学で合格することが難しい理由
    ・出題範囲が広い
    ・計算問題が多い
    ・面接や専門論文が重要
  • 国税専門官に独学で合格する勉強法
    ・教養試験は一般知能から勉強する
    ・専門試験は科目選択が重要
    ・専門記述も科目選択が重要
    ・個人面接は回答と立ち振る舞いを練習

独学で合格することは難しいですが、受かっている人がいることも事実。

要はやり方が重要です。

出ない科目・範囲に時間を使ったり、面接や専門論文を軽視したりすれば到底合格はできません。

独学で闘うのであれば、しっかり情報収集をして対策していきましょう。

>>【ボーダーは5割】国税専門官の教養試験は何がでる?傾向と出題範囲を解説

>>国税専門官の面接対策はいつから?面接カードや質問内容も紹介