こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「国税専門官の専門試験(択一式)」に関する情報を発信していきます。
結論からいうと、専門試験は超重要です!
理由は簡単でして、配点が1番高いから。
なので、専門試験で高得点を取ることが合格に近づくと思ってOKです。
さっそく、まとめていきますね。
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国税専門官採用 専門試験の対策法
最初に、専門試験の目標点は7割です。
7割あれば、基礎能力試験が5割でも合格できるからです。
6割でも、十分合格はできますが、先のことを見据えて7割以上を目標に勉強計画をたてましょう。
科目選択が重要
得点源にする科目を決めましょう。
なぜなら、科目を選択して回答するからです。
科目ごとの出題数を参考に、7割程度の勉強をしていきましょう。
法 律 科 目 |
憲法 | 3問 |
---|---|---|
民法(必須) | 6問 | |
行政法 | 3問 | |
商法(必須) | 2問 | |
経 済 科 目 |
経済学 | 6問 |
財政学 | 6問 | |
経営学 | 6問 | |
会計学(必須) | 8問 | |
行 政 科 目 |
政治学 | 3問 |
社会学 | 2問 | |
社会事情 | 1問 | |
そ の 他 |
英語 | 6問 |
情報数学 | 6問 | |
情報工学 | 6問 | |
英語(実践) | 6問 |
おすすめは、次の科目。
- 憲法
- 財政学
- 経営学
範囲が狭く、暗記で片付くため必須科目にプラスして勉強におすすめです。
また、国税以外の試験でも使えるので応用が利きますよ。
基本は過去問題集
民法と経済学以外は過去問題集を覚えていけばOKです。
※過去問と過去問題集
- 過去問:国税の問題だけを集めたテキスト
- 過去問題集:国税の問題を含む、公務員試験全般のテキスト
おすすめはスーパー過去問シリーズですね。
解説も問題量もNo.1で、とても使いやすいです。
基本的にこの1冊を永遠とやっていけば問題ないかと。
なお、民法や経済学は理解が必要なので、導入本を先に読んでから問題集に入ると効果的です。
- 専門試験は、配点が1番高い。
- 目標は7割
- 科目の選択が重要!
- 勉強は過去問題集1冊でOK
国税専門官採用 専門試験の基礎知識
専門試験(択一式)は、一次選考で実施されます。
配点が高いため、優先的に取り組みたい試験です。
- 試験科目
- 出題形式
- 過去問
基礎情報をまとめています。
試験科目
専門試験は16科目から出題があります。
3科目が必須で、残り13科目から24問を選択して解答。
試験科目は次のとおり。
法 律 科 目 |
憲法 |
---|---|
民法(必須) | |
行政法 | |
商法(必須) | |
経 済 科 目 |
経済学 |
財政学 | |
経営学 | |
会計学(必須) | |
行 政 科 目 |
政治学 |
社会学 | |
社会事情 | |
そ の 他 |
英語 |
情報数学 | |
情報工学 | |
英語(実践) |
国税専門官だけしか出題のない科目もあるので、得意、不得意に合わせて選んでいきましょう。
出題形式
- 試験時間:140分
- 問題数:70問
70問から、16問(必須)+24問(選択)の合計40問に回答します。
すべて5つの選択肢から1つを選んでマークシートに記入する形式です。
過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
実際に出題された問題を見て、科目のイメージをしましょう。
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
国税専門官採用 専門試験まとめ
本記事では、国税専門官の専門試験(択一式)をまとめていました。
繰り返しになるけど、配点は1番高いです。
そのため、高得点を狙えると有利になりますよ。
まずは合格ラインの目安7割を安定して取れるように準備をはじめていきましょう。