【大卒・高卒別】皇宮護衛官採用試験の倍率は高い?過去の実施結果を紹介

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初心者の学生
初心者の学生

皇宮護衛官の採用試験を受けようと思っているのですが、倍率は高いのでしょうか?また筆記と面接はどっちが重要か教えてほしいです。

本記事は皇宮護衛官採用試験の倍率(大卒・高卒)についてまとめています。

この記事を読めば、過去の実施結果から試験ごと(一次や二次)の重要度まで把握することができますよ。

なお、結論からいうと皇宮護衛官採用試験の倍率はかなり高いです!また、筆記と面接は同じくらいの合格率なのでバランスよく対策することがポイントです!

これがわかるだけで効率よく対策を進めることができるので必ず確認しましょう。

関連記事難易度が高い皇宮護衛官になるには?採用試験の傾向や対策方法を解説!

江本
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【比較】皇宮護衛官採用試験の倍率は高いのか?

最初に皇宮護衛官採用試験の倍率は、国家公務員の中でも高いのか、それとも低いのか解説していきます。

結論からいうと、国家公務員の中でも皇宮護衛官の採用倍率は高いです。

参考)主な国家公務員の倍率一覧
主な職種倍率
皇宮護衛官9.8
航空管制官11.6
刑務官(男)3.8
入国警備官3.4
海上保安(船舶)3.9
2021年の結果
主な職種倍率
皇宮護衛官11.4
刑務官(男)3.8
入国警備官3.4
海上保安(船舶)3.9
航空保安大学校4.8
海上保安大学校3.6
2020年の結果

このように同じ公安系の中でも突出していますね。

簡単に合格することはできないので、計画を立てて対策する必要があります。

続いて、大卒、高卒ごとの詳細を見ていきましょう。

【大卒程度】皇宮護衛官採用試験の倍率推移

ここでは国家公務員「皇宮護衛官採用試験(大学卒業程度)」を受験する方向けに、過去の倍率データを一覧化しています。

  • 過去5年間の実施結果
  • 一次試験の倍率
  • 二次試験の倍率

最終結果から試験ごとの結果まで把握することができます。

倍率が高い試験=簡単ではないとわかるので、そこを重点的に対策していきましょう!

詳細は次のとおり。

過去の倍率推移

年度受験者合格者倍率
2021548569.8
2020472499.6
20196333617.6
20188447211.7
20171,0284224.5

一次試験の倍率

年度受験者合格者倍率
20215482002.7
20204721732.7
20196331394.6
20188442453.4
20171,0281397.4

一次試験は「基礎能力試験(教養試験」と「課題論文試験」の合計点で決定します。

どの試験も傾向を把握して勉強することが重要。

詳しい傾向は下記記事で解説しています。

関連記事【攻略法】皇宮護衛官採用の試験科目は何から勉強する?出題範囲を紹介

関連記事【過去問あり】皇宮護衛官採用試験の課題論文とは?文字数や書き方を解説!

二次試験の倍率

年度受験者合格者倍率
2021200563.6
2020173493.5
2019139363.9
2018245723.4
2017139423.3

二次試験は「個人面接」や「体力検査」の結果で合否を判定します。

面接は合否結果のみとして使われますが、対策しないと落ちる原因になりますよ。

詳しい傾向は下記記事をご覧ください。

関連記事【面接が苦手で落ちる人向け】皇宮護衛官採用で聞かれた質問内容まとめ

【高卒程度】皇宮護衛官採用試験の倍率推移

ここでは国家公務員「皇宮護衛官採用試験(高校卒業程度)」を受験する方向けに、過去の倍率データを一覧化しています。

  • 過去5年間の実施結果
  • 一次試験の倍率
  • 二次試験の倍率

最終結果から試験ごとの結果まで把握することができます。

倍率が高い試験=簡単ではないとわかるので、そこを重点的に対策していきましょう!

詳細は次のとおり。

過去の倍率推移

年度受験者合格者倍率
20202402111.4
20191751710.3
20182902312.6
20172861223.8
20162161316.6

一次試験の倍率

年度受験者合格者倍率
20202401182.0
2019175901.9
20182901352.1
2017286634.5
2016216683.2

二次試験の倍率

年度受験者合格者倍率
2020118215.6
201990175.3
2018135235.9
201763125.3
201668135.2

皇宮護衛官(大卒・高卒)の採用倍率が高くても合格する方法

本記事は皇宮護衛官採用試験の倍率についてまとめていました。

倍率の高さに驚いたかもしれませんが、そこまで気にする必要はありません。

なぜなら、倍率が高い=難易度が高いとは限らないからです。

例)高校レベルの数学を使った採用試験
  • 1人の採用枠に9人の東大生とあなた。
  • 1人の採用枠に99人の小学生1年生とあなた。

極端な例ですが、どちらが難しいと思いますか?

倍率だけで考えれば10倍と100倍なので後者ですが、実際は前者の方が難しいはず。

なので、倍率だけで簡単、難しいを判断してもあまり意味がないです。

結局は合格点を取れば倍率は関係ないので、気にする暇があれば1問でも多くの問題を解きましょう!

今回は以上です。