【ボーダーは高い?】裁判所事務官(高卒)の勉強方法を徹底解説

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しんたろう
しんたろう

これから裁判所事務官の合格に向けて勉強を始めようと思っています。あまり勉強は得意じゃないんですけど、何から始めればいいですか。出題傾向を教えてください。

こんな悩みを解決できる記事を書きました!

本記事の内容
  • 筆記「基礎能力試験」とは
  • 合格点(ボーダーライン)
  • 勉強を楽にする2つの傾向
江本
江本

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは11年目になりました。

本記事は裁判所事務官(高卒区分)を受験する方向けに「基礎能力試験の勉強方法」を解説していきます。

最初に結論をいうと、過去問をみて問題数と出題範囲を知ることがポイントです。これがわかるだけで誰でも勉強できるようになりますよ。

試験科目や合格目標点もまとめているので参考にしてください。

関連記事【難易度は高い】裁判所事務官(高卒)合格への対策ロードマップ

【裁判所事務官(高卒)】基礎能力(教養)試験とは

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裁判所事務官(高卒) 基礎能力試験の科目

ザックリいうと筆記試験です。

一般知能分野」と「一般知識分野」で構成されていて、一次試験に行われます。どの地域でも同じ問題なので勉強することは同じ。

レベルは高校入試+α

なので、そこまで高くありません。

ちゃんと中学までの勉強ができていて、高校の内容が分かっていれば苦労しないです。

ただ久しぶりに勉強する科目もあるので、思い出すまでに時間がかかるかも・・・。

17科目から出題

大学入試でも7科目くらいですからね。倍以上ありますよ。

これだけの科目を勉強しなくてはいけないので、出題傾向を把握して対策することが大切です。

問題数は45問で構成

出題割合は一般知能24問、一般知識21問です。

科目ごとの出題内訳は後述しているので、このまま読み進めてください。

試験時間は100分

意外と短いです。

1問あたり2分少しで解かないと時間が足りません。

計算問題や読解問題などもあるため、時間配分を意識して解くことがポイントです。

出題形式は択一式

「正誤問題」や「空欄に当てはまる語句の組合せ」を選ぶ出題が多く、すべて5つの選択肢から1つを選んで解答します。

なので、分からなくても5分の1の確率で正答できますよ。

ちなみに解答方式はマークシートなので、記入ミスや解答番後に注意してください。1つズレると全部不正解ですからね・・・。

【裁判所事務官(高卒)】基礎能力(教養)試験のボーダーライン

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裁判所事務官(高卒) 基礎能力試験のボーダーライン

結論をいうと6割(27/45問)以上を目安にしましょう。

正確な数値は公表されていませんが、平均点や標準偏差からある程度の点数を予測することができます

例えば、2020年の平均点19.68点、標準偏差5.25を使い偏差値を算出してみたところ、

点数偏差値
2050.6
2152.5
2254.4
2356.3
2458.2
2560.1
2662
2763.9
2865.5
2967.8
3069.7
2020年の点数と偏差値

となります。

一次試験は受験者の約20%が合格します。偏差値でいうとだいたい60~65が上位20%にあたるので1つの目安になると思いますよ。

地域によっても差はあるので、まずは安定して6割(27/45点)取れるように対策してみてください。

【裁判所事務官(高卒)】基礎能力(教養)試験の勉強を楽にする2つの方法

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裁判所事務官(高卒) 基礎能力試験の勉強方法

試験科目や目標点がわかったら、いよいよ勉強をはじめていきます。

でも、正直なところ科目が多いので「何から勉強すればいいのか」難しいですよね。

結論からいうと、過去問から勉強することがポイントです。

なぜなら、科目ごとの「問題数」や「よく出る分野」がわかるから

逆にこの2つがわからないと、無駄な時間を過ごすことになるので注意が必要です。

一般知能から勉強しましょう。

なぜなら、1科目あたりの問題数が多いからです。

例えば、数的推理は6問、判断推理は8問でています。一方で物理や生物は1問しか出ていません。

同じ時間を使うなら、問題数が多い科目を勉強すれば効率的じゃないですか。

もちろん1問にこだわることも大切ですが、ある程度の勉強が終わり余った時間で対策すればいいです。

江本
江本

僕自身、理系科目は苦手だったので早めに克服すべきと思っていました。でも1問しかでない科目のために、はじめから数十時間をかけるのは効率が悪かったなって思います。

使える時間は限られているので、問題数の多い科目から勉強をはじめることが大切です。

科目ごとの問題数を知りたい場合は下記記事をご覧ください。

関連記事【高卒区分】裁判所事務官 基礎能力試験の出題範囲を徹底解説

全範囲を勉強する必要はありません

勉強する科目がわかっても、どこから手をつけていいか迷いますよね。

何も気にせず最初からすべてを勉強してもいいけど、無駄が多いのでおすすめしません。

ここで重要なのは、過去問から「頻出分野を知ること」です。よく出ている分野がわかればピンポイントで対策できますよね。

例えば、数的推理は6分野28項目で構成されています。(参考:オープンセサミ)

このままではどこが重要なのか分かりませんが、過去問を分析して問題を分類してみると・・・。

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裁判所事務官 数的推理の出題範囲(過去6年間)

確率と速さの2分野は連続して出題がありますね。つまり頻出分野!

頻出分野を知っているだけで効率よく勉強できます。反対に何もわからないと、確率の中でもまったく出ていない順列や場合の数を勉強してしまっていたかもしれませんよ。

もちろん、「過去問分析なんてできるか不安」って人も多いと思うので、下記記事で全科目の範囲をまとめておきました。何からやればいいか迷っている人やピンポイントで対策をしたい人は参考になると思うので活用してみてください。

関連記事【高卒区分】裁判所事務官 基礎能力試験の出題範囲を徹底解説

問題数と出題範囲がわかるだけで勉強の6割は終わりです。あとは傾向にしたがって覚えていきましょう。

【裁判所事務官(高卒)】基礎能力試験の傾向を理解して対策しよう

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基礎能力試験は真面目に対策してはいけません。必要な科目・範囲を把握して勉強することが重要です。

まずは過去問を分析して、試験科目や頻出分野を把握してください。そうすることが効率よく勉強する唯一の方法だからです。

筆記試験は重要ですが、作文や面接も同じように対策しなくては最終合格できません。

バランスよく対策してください。

本記事のまとめ
  • 試験レベルは高校入試+α
  • 試験科目は多い(17科目)
  • 合格点の目安は27/45問以上
  • 勉強は過去問からする
  • 科目ごとの問題数と範囲を理解する

ぜひ効率性を重視して勉強してみてください。過去の出題範囲は下記記事で解説しています。