【低倍率の事務は?】名古屋市役所職員採用の難易度|内容と対策法を解説

大学生

名古屋市の公務員になって事務仕事がしたいです。行政AとかBとか学校事務があるみたいだけど、どれが一番受かりやすいですか。また、どんな対策をすれば合格できるのか教えてください。

 

勉強をはじめるまえに合格率を知ることは重要です。

なぜなら、試験区分によって簡単、難しいがあるから。

 

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、このサイトを運営しているという感じです。キャリアは11年目になりました。

“江本”

 

今回は名古屋市職員採用試験1類の事務職(行政A・B、学校事務)を目指す方向けに、実施結果(倍率)を比較しています。

試験内容や受かるための対策方法も解説しているので、すぐに勉強をはじめることができますよ。

MEMO

消防職を受験する方は「【名古屋市消防は筆記重視?】倍率と合格するための対策法を解説!」をご覧ください。

江本

結論を先にいっておくと、一番受かりやすいのは行政Bです。

名古屋市役所職員採用試験とは|年齢制限や日程を解説

名古屋市役所採用 採用人数

名古屋市の公務員になるには、毎年おこなわれる「名古屋市職員採用試験」に合格する必要があります。

試験は年間を通して実施されており、大学生が受験できるのは6月にあるⅠ類が該当します。

 

江本

他にも21歳未満を対象としたⅡ類や社会人経験枠っていうのもあるよ!

 

Ⅰ類の事務職では、

  • 行政A
  • 行政B
  • 学校事務

といった試験区分があります。

行政A・Bは試験内容が違うだけで、仕事内容や勤務先・給料などは一緒です。

学校事務は小中学校・特別支援学校での事務を行います。

 

江本

高校の事務をしたいなら、行政A・Bで受験してください。配属先の1つに高校があります。

 

受験資格(年齢制限)

どの区分も30歳まで受験できますよ。

令和3年度は「1991年4月2日~2000年4月1日まで生まれた人」が対象です。

 

江本

学歴は関係ないため、高卒者の人でも上記の年齢に該当すれば受験できます。

 

試験日程

流れ 行政A・B 学校事務
出願期間 令和3年4月22日~5月10日
一次試験 令和3年6月20日(日)
合格発表 令和3年6月30日(水)
二次試験① 令和3年7月8日~18日 令和3年7月21日~28日
合格発表 令和3年7月20日(火)
二次試験② 令和3年7月31日~8月11日
最終合格 令和3年8月17日(火)

 

ちなみに愛知県職員も同じ日に試験が行われます

両方うけること(併願)はできないので注意しましょう。

採用人数

  • 行政A:110人
  • 行政B:110人
  • 学校事務:10人

昨年度(令和2年)と比べて、行政は10名ずつ増えており、学校事務は同じです。

 

江本

行政Bは従来の法律・経済区分が統合され、令和3年度から新設されています。

【名古屋市役所職員採用】事務職の倍率比較|受かりやすいのは?

名古屋市役所採用 倍率の推移

結論からいえば、受かりやすいのは行政B区分です。

2020年の最終結果は2.6倍で、学校事務(3.2倍)や行政A(5.0倍)と比べても低いからです。

後述していますが、行政Bは憲法や民法などの専門科目があるため受験者が少ない傾向にあります。

負担は少し増えますが、最終合格を優先するなら行政Bでの受験がおすすめです。

過去の実施結果は次のとおり。

 

江本

行政Bはもともと法律・経済区分という名称でした。令和3年度から統一され行政Bとなっています。

2020年(令和2年度)

区分 受験者 合格者 倍率
行政A 623 125 5.0
行政B 410 156 2.6
(法律) 232 78 3.0
(経済) 178 78 2.3
学校事務 45 14 3.2

2019年(令和元年度)

区分 受験者 合格者 倍率
行政A 713 112 6.4
行政B 436 134 3.3
(法律) 264 72 3.7
(経済) 172 62 2.8
学校事務 62 3 20.7

2018年(平成30年度)

区分 受験者 合格者 倍率
行政A 704 87 8.1
行政B 422 138 3.1
(法律) 296 75 3.9
(経済) 126 63 2.0
学校事務 171 10 17.1

2017年(平成29年度)

区分 受験者 合格者 倍率
行政A 857 71 12.1
行政B 426 114 3.7
(法律) 284 63 4.5
(経済) 142 51 2.8
学校事務 105 16 6.6

2016年(平成28年度)

区分 受験者 合格者 倍率
行政A 1,037 87 11.9
行政B 531 115 4.6
(法律) 343 66 5.2
(経済) 188 49 3.8
学校事務 133 26 5.1

 

他県・市の倍率を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

【公務員】地方上級(事務職)の倍率ランキング|低い・高い県一覧を解説!

【名古屋市役所職員採用】試験内容と対策法を解説

名古屋市役所採用 試験内容

公務員試験は「筆記試験」の他にも「面接」や「論作文」が実施されています。

最近は、「面接重視」の傾向が強いです。そのため、筆記試験だけの対策をしていても合格はできません。

まずは試験内容を理解して、対策をはじめることが大切です。

令和3年度の試験内容は次のとおり。

試験 内容
一次試験 教養試験
専門試験
論文試験
二次試験 口述試験

特徴や対策法をまとめています。

教養試験の内容

出題は次の2分野からあります。

  • 一般知能
  • 一般知識

多くは中学~高校までに勉強してきた科目です。

行政Aと学校事務は同じ問題ですが、行政Bは試験科目・問題数が少ないといった特徴があります。

どちらにせよ、試験科目が多いため傾向を把握して対策するようにしましょう。

詳しい傾向や過去問などを以下の記事で解説しています。

専門試験の内容

専門試験は行政B区分で実施されます。

憲法や民法といった、専門知識を問う筆記試験です。

  • 試験時間:150分
  • 問題数:80問

試験では80問から任意の40問を選択して解答します。

試験科目

  • 憲法、行政法、民法、刑法、労働法
  • 経済原論、財政学、経済史、統計学、経済事情、経済政策
  • 政治学、行政学、社会政策、国際関係

2021年(令和3年度)から「法律」「経済」が統一され、全分野から出題されます。

解答形式は五肢択一式(マークシート)です。

特徴は教養試験に比べて配点が高いため、専門を優先して勉強することが大切。

おすすめの参考書を以下の記事で解説しています。

論文試験の内容

論文試験は、※一次選考で実施されます。
※採点は二次試験。

与えられたテーマに沿て、「自分の考え」や「社会的背景」などを盛り込んで論じる試験です。

教養や専門のように「正答」がないため一人では対策が難しいです。はやめに準備をはじめましょう。

文字数や過去問などを以下の記事で解説しています。

口述試験の内容

口述試験は2次試験にあります。

内容は個人面接です。

「名古屋市を目指す理由」や「今までの経験」について深く質問されます。

そのため自治体研究や自己分析に時間をかける必要がありますよ。

なお、行政A・Bを受験する方は2回実施されています。

傾向や過去の質問を以下の記事で解説しています。

【名古屋市役所職員採用】受かるには、傾向の理解が重要

名古屋市役所採用 年齢制限

合格するには、試験内容を把握して準備をはじめることです。

名古屋市は出題傾向が特殊のため、周りと同じような勉強をしていても効果はありません。

はやめに傾向を把握して、対策をしましょう。

このサイトでは、名古屋市職員採用に関する有益情報を発信しています。

時間があるときにでも、確認してみてくださいね。