こんにちは、江本(@emotokomin)です。
本記事は「労働基準監督官採用試験の個人面接」に関する情報をまとめています。
✓主な内容
- 面接試験の傾向
- 面接カードの重要性
- 過去の質問内容
なぜ「労働基準監督官になりたいんですか?」
具体的な根拠を入れて考えれば志望動機ができあがります。
面接では必ず「志望動機」に触れられます。
しっかり考えておきましょう。
“江本”
さっそくまとめていきます。
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労働基準監督官採用試験 個人面接の傾向
個人面接は二次選考で行われます。
多くの質問を通して、あなたの「人間性」や「資質」などを評価します。
形式
- 試験時間:20分
- 面接官:3人
控室に集合し、順番になったら面接室に移動します。
面接カードの内容
質問は事前に提出する「面接カード」を参考に聞かれます。
そのため、アピールできる内容を盛り込みましょう。
注意点としては「詰め込みすぎない」ことです。
面接カードの内容は次のとおり。
- 志望動機
- 得意分野
- 最近関心をもったこと
- 印象に残った体験
- 自己PR
- 趣味・特技
詳しくは「労働基準監督官 面接カード(PDF:102KB)」をご覧ください。
一度書いて、誰かに添削してもらってくださいね。
評価基準
面接は次の5項目に沿って評価をつけます。
- 積極性
- 協調性
- 責任感
- 精神安定性
- 表現力
積極性
- 率先してことに当たろうとするか,周りに頼ろうとするところはないか
- 必要な自己主張ができるか,優柔不断なところはないか
- 熱意や意欲を持ってものごとに取り組むか,気力が乏しいところはないか
協調性
- 考え方や立場が異なる他者と意見の調和を図ろうとするか,独りよがりなところはないか
- 他人を思いやろうとするか,自己中心的なところはないか
- 集団の中にうまく溶け込めるか,孤立しがちなところはないか
責任感
- 誠実にものごとに対処しようとするか,投げやりなところはないか
- 組織人として自覚的に行動できるか,身勝手な行動をしやすいところはないか
- まじめで信頼できるか,浮ついたところはないか
精神安定性
- 落ち着いており安定感があるか,動揺しやすいところはないか
- 場に応じた自己規制をすることができるか,反発・萎縮しやすいところはないか
- 困難に直面しても冷静に対応できるか,ささいなことでも感情的になるところはないか
表現力
- 質問に対する応答は的確か,的外れなところはないか
- 話している内容に一貫性があるか,矛盾しているところはないか
- 話し方がわかりやすく簡潔か,要領を得ないところはないか
評価はA~Eの5段階で、D,Eがつくと不合格です。
労働基準監督官採用試験 個人面接の質問
面接対策の基本は「想定質問をもとに、事前回答を準備すること」です。
事前回答ができていないと対策はできません。
面接対策で時間がかかる部分なので、勉強の合間を使って考えてみましょう。
過去に聞かれた内容をまとめています。
労働基準監督官A(法文系)
- 1分間で自己PRをしてください。
- アルバイトで何を学びましたか。
- 今までで、苦労したことを2つ教えてください。
- 学生時代に頑張たことを、労働基準監督官としてどう活かしますか。
- 自分はどんな人間だと思いますか。
- 志望動機を言ってください。
- ストレス耐性はあると思いますか。
- 大学では何を専攻していますか。
- どんなときにストレスを感じますか。
- 労働基準監督官を目指す志望動機はなんですか。
なお、「労働基準監督官A 個人面接の教科書」でも質問を公開しています。
併せてご覧ください。
労働基準監督官B(理工系)
- 今日は何時に会場に来ましたか。
- 緊張していますか。
- なぜ理工系を志望したのですか。
- 国家公務員と地方公務員の違いは何ですか。
- 国家公務員を志望する理由は何ですか。
- 労働基準監督官の職務の素晴らしいところはどこですか。
- 監督先の事業所で求人しても人が集まらず訴えられたらどうしますか。
- アルバイトはどんな仕事をしていますか。
- 今までに苦労したことから学んだことはありますか。
- 自己PRを詳しく言ってください。
なお、「労働基準監督官B 個人面接の教科書」でも質問を公開しています。
併せてご覧ください。
労働基準監督官採用試験 個人面接まとめ
本記事は労働基準監督官採用試験の個人面接をまとめていました。
面接は点数化されませんが、合否を左右する重要な試験です。
筆記対策に時間を使いがちですが、それだと最終合格は厳しいです。
勉強の合間を使い、事前回答を準備していきましょう。
今回は以上です。