【特別区の事務職は都庁より簡単?】過去の倍率推移10年分を解説!

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こんにちは、江本です!

先日、下記DM(ダイレクトメッセージ)が届きました。

高校3年生
高校3年生

特別区一類の受験を考えています。東京都庁と比べて倍率は高いのでしょうか?詳細を教えてほしいです。

今回はこの悩みを解決していきます。

emototoha
江本(@emotokomin)

結論をいうと、特別区の方が倍率は低いです。最新の結果(2021年)は特別区4.8倍に対して都庁は13.7倍。かなり差がついた結果となりました。

とはいえ、倍率が低い=簡単とはいえません。しっかり試験内容を把握して対策することが合格には必須です。

そこで本記事では、特別区一類(事務職)を目指す方向けに過去の倍率推移を10年分まとめています。

三類(高卒)を受ける人はこちら

高卒程度(三類)を受ける場合は「【筆記より面接重視?】特別区3類(高卒)過去10年間の倍率推移」をご覧ください。

一次試験や二次試験ごとの結果も解説しているので、どの試験対策に時間を使えばいいのか判断できますよ。

関連記事【事務職の難易度は?】特別区一類の合格までの手順や内容を徹底解説!

【特別区一類(事務)】過去10年間の倍率推移

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2021年(令和3年度)の最終倍率は4.8倍で、前年度4.7倍より少し上昇しました。

倍率が上昇した理由は、同じ日に試験をやっている東京都が採用数を激減させたので、受験者が特別区に流れてきたからです。

ちなみに、この4.2倍という結果は過去10年間で2番目の低さでして、東京都庁13.7倍と大きく差がでています。

過去10年間の倍率推移をまとめたので参考にしてください。

受験者合格者倍率
20219,0191,8814.8
20208,1211,7414.7
201911,5012,0325.7
201812,7182,3715.4
201712,6832,1765.8
201611,7951,7816.6
20159,7121,7395.6
201412,9061,6687.7
201313,0141,5498.4
201213,8151,6358.4

ちなみに2022年(令和4年度)の倍率は上がる可能性があります

なぜなら「東京都庁の採用数が激減している」からです。

今回の結果(特別区4.8倍、東京都13.7倍)を見比べてみれば、何としてでも受かりたい人は倍率が低い方へ流れますよね。

そう考えると、東京都庁から特別区に受験者が殺到する可能性があるので倍率は上昇するかもしれません。

とはいえ、倍率が高いからといって諦める必要はありません。公務員試験は何となく受験する人も多いので、しっかり対策すれば見た目の数字よりも遥かに倍率は低いですよ。

【特別区一類(事務)】一次試験の倍率

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最初に大切なことをいうと、特別区に受かりたいなら一次試験の対策にガッツリ時間を使ってはいけません。

なぜなら、一次試験はだいたい合格できるからです。過去5年間の平均合格率は40%ほどで、2人に1人は通過できるんですね

ちなみに最終合格率は30.7%なので、できれば面接対策に時間を使ったほうが効果的です。

一次試験の合格率が20%くらいだった時代は筆記重視でしたが、最近は面接重視になっているので、合格するには何が必要なのか理解することが大切。

詳細は次のとおり。

受験者合格者倍率
20219,0194,0982.2
20208,1214,7911.7
201911,5014,2442.7
201812,7184,5052.8
201712,6834,2193.0
201611,7953,4333.4
20159,7123,2633.0
201412,9063,0314.3
201313,0142,6624.9
201213,8152,9484.7

なお、一次試験は筆記試験のほかにも論文があります。

試験科目も出題範囲も広いです。傾向を把握して効率よく対策していきましょう

おすすめの記事を紹介しておきますので参考にしてください。

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【特別区一類(事務)】二次試験の倍率

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最初に大切なことをいうと、「二次試験に合格=最終合格」ではありません

なぜなら、最終合格のあとに実施される「区ごとの採用面接」でも合格しないといけないからです。

具体的な流れがこちら。

(令和3年度)

2021年(令和3年度)の二次試験合格者は1,881名いますが、ここから最終的に採用されるのは900人くらいなんですよね。半分は採用先なしということで不合格です。

見た目上の倍率は1.6倍くらいですが、実質倍率はかなり高いので注意が必要。

過去の倍率は次のとおりです。

受験者合格者倍率
20213,0061,8811.6
20202,1971,7411.3
20193,2192,0321.6
20183,8122,3711.6
20173,5992,1761.7
20162,9091,7811.6
20152,9721,7391.7
20142,3481,6681.4
20132,1521,5491.4
20122,3921,6351.5
一応の最終結果
受験者採用数倍率
20213,0068743.4
20202,1979062.4
20193,2199663.3
20183,8121,1303.4
20173,5999803.7
20162,9099403.1
20152,9729303.2
20142,3488302.8
20132,1527802.8
20122,3928302.9
最終的に採用される倍率

二次試験は面接一本勝負です。

3分間PRなど面白い内容もあるので早めに準備をはじめてください。

過去の質問内容などを下記記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事特別区採用1類 面接カードの提出はいつ?傾向や過去の質問内容も解説!

倍率はただのデータです。

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倍率が高いから難しいとは、逆に低いから簡単みたいに思わない方がいいです。

例えば、東京大学2.0倍と中堅私大5倍だったら「東大簡単じゃん・・・」と思うかってことです。東大に合格する可能性は50%ですが、難易度が低いわけじゃないですよね。

特別区の結果としては高倍率なので難しいと感じるかもですが、しっかり対策しておけばそこまで難易度の高い試験ではないはず。まったく対策せずに記念受験している人もそれなりにいるので、傾向を把握して対策していけば合格することは十分可能です。

無理と思わずにやれることから対策していきましょう。

tokubetsuku-1rui-nannido 【事務職の難易度は?】特別区一類の合格までの手順や内容を徹底解説!