こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「特別区職員採用Ⅰ類(大卒)の専門試験」に関する情報をまとめています。
対象は事務職。
✓主な内容
- 出題傾向を把握しよう。
- 過去問を見て内容をイメージ。
- 対策に必要な2つのこと
はじめて勉強する人におすすめの内容です。
さっそく、まとめていきますね。
関連記事:特別区職員採用 倍率から分かる難易度の低さ|合格ロードマップ
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特別区職員採用1類 専門試験の傾向
専門試験は、一次選考で実施されます。
試験内容は憲法や民法といった法律や経済を中心に構成されているので、難しいイメージがあるかもです。
- 試験科目
- 出題形式
- 難易度
それぞれまとめています。
試験科目
- 法律系
- 経済系
- 学問系
この3分野から出題があります。
それぞれの科目は次のとおり。
分類 | 科目 |
---|---|
法律 | 憲法 |
民法 | |
行政法 | |
経済 | ミクロ経済 |
マクロ経済 | |
財政学 | |
経営学 | |
学問 | 政治学 |
行政学 | |
社会学 |
出題形式
- 試験時間:90分
- 問題数:55問
試験では、55問から40問を選択して解答します。
全問マークシート形式で、正誤問題を中心にでていますよ。
時間はたっぷりあるので、文章をしっかり読んで解きましょう。
難易度
問題のレベルは少し難しいです。
問題文も長いですし、正確な理解が必要となります。
しかし、問題は全55問から40問を選択して解答するため得意科目で勝負することができますよ。
江本
特別区職員採用1類 専門試験の過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
- 2018年(平成30年度)
実際の問題を見て、内容やレベルの確認をしてみましょう。
目標は7割ほどです。
2020年(令和2年度)
※ホームページより引用しておきます。
2019年(令和元年度)
※ホームページより引用しておきます。
2018年(平成30年度)
※ホームページより引用しておきます。
特別区職員採用1類 専門試験の対策法
- 科目の選択
- 過去問題集を活用
勉強では、この2つが重要となります。
順に解説していきますね。
科目の選択が重要
結論をいうと、科目の選択をはやめにしましょう。
なぜなら、科目を絞ったほうが効率よく勉強できるからです。
科目ごとの出題数は次のとおり。
分類 | 科目 | 出題数 |
---|---|---|
法律 | 憲法 | 5 |
民法 | 10 | |
行政法 | 5 | |
経済 | ミクロ経済 | 5 |
マクロ経済 | 5 | |
財政学 | 5 | |
経営学 | 5 | |
学問 | 政治学 | 5 |
行政学 | 5 | |
社会学 | 5 |
憲法と行政法は多くの受験生が点数を取ってきます。
覚える部分が限定的で複雑な理論を必要としないからです。
単純暗記で片付くと思うといいですね。
逆に民法、経済学は苦手な人が多いこともあって、この科目の出来次第で点数が変わります。
分野を絞るのもあり
全範囲を勉強する必要はありません。
科目によって、出やすい部分のみ勉強する作戦もありだと思いますよ。
特に学問系科目は暗記部分が多く、嫌になる人もいると思うので、頻出部分に沿って勉強してもいいかと。
過去問題集を使う
勉強では、過去問題集を使いましょう。
理由は簡単でして、類問がよく出題されているからです。
おすすめのテキストは「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6」です。
- 問題数
- 解説
ともに十分な内容なので、この1冊を完璧にすればOK。
分野ごとに重要度も掲載されているので、頻出分野のみ勉強することも可能です。
効率よく勉強できるので、徹底してこなしましょう!
- 得点できる科目・分野を絞る。
- 過去問題集を攻略する。
特別区職員採用1類 専門試験まとめ
本記事は「特別区職員採用Ⅰ類 専門試験」の情報をまとめていました。
専門試験の内容は多くが初めて勉強するものばかりです。
専門用語が多く覚えにくい科目もあります。
はやめに対策できるように準備をはじめましょう。