こんにちは、江本(@emotokomin)です。
“江本”
本記事では、「※東京消防庁消防官採用Ⅲ類(高卒)の教養試験」に関する情報をまとめています。
※Ⅰ類(大卒)を受験する人は「東京消防庁消防官採用1類 教養試験の過去問|点を取る勉強法を解説」をご覧ください。
「勉強ができない!」と悩んでいる方の多くは、「勉強の仕方」を知らないだけの場合が多いです。
この記事で解説する「2ステップ」を知ることで、「何をすればいいのか」知ることができますよ!
さっそく、まとめていきます。
関連記事:東京消防庁消防官採用 倍率10倍超えは必然|対策ロードマップ
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【高卒】東京消防庁消防官採用3類 教養試験の過去問
- 2020年(令和2年度)
- 2019年(令和元年度)
- 2018年(平成30年度)
まずは出題された問題を見て、内容のイメージやレベルの確認をしてみましょう。
2020年(令和2年度)
2019年(令和元年度)
2018年(平成30年度)
なお、過去6年間の出題範囲データを「消防庁Ⅲ類 教養試験の教科書」でまとめています。
コスパよく勉強したい人におススメですよ!
今すぐチェック!
【高卒】東京消防庁消防官採用3類 教養試験の傾向
教養試験は、一次選考で実施されます。
- 試験科目
- 出題形式
- 合格点(ボーダー)
対策に必要な情報を確認しておきましょう。
試験科目
- 一般知能
- 一般知識
教養試験は、この2つから構成される筆記試験です。
大学受験と違い、中学~高校までに勉強する全ての科目から出題がありますよ!
それぞれの詳細は次のとおり。
一般知能
- 数的推理
- 判断推理
- 資料解釈
- 文章理解
公務員試験で特有の科目です。
1科目あたりの出題数が多いため、攻略必須の科目です。
また、苦手な受験者が多いため早めに対策するようにしましょう。
一般知識
- 社会科学
- 人文科学
- 自然科学
一般知識は中学~高校までに勉強してきた科目のことです。
消防庁は理系科目(数学や化学など)の出題が多い特徴があります。
出題数は少ないけど、科目数が多いので傾向を踏まえて勉強しましょう。
全科目やる人ほど落ちます。
出題形式
- 試験時間:120分
- 問題数:45問
全問マークシート形式です。
5つの選択肢から正解を1つ選んで記入します。
適当にやっても5分の1の確率で正答することができますよ(笑)
合格点(ボーダー)
合格点は65%くらいはほしいところ(29/45点)。
合格点は決して高くないので、傾向を踏まえて効率よく勉強しましょう。
とくに、消防庁の一次試験合格率は16%ほどで、かなり狭き門です。
論文試験の評価も加わるため、一概にはいえませんが、27~29問くらいは正解しておくべき。
【高卒】東京消防庁消防官採用3類 教養試験の対策法2ステップ
先日に下記ツイートをしました。
公務員試験の勉強で大切なことは「出る科目 ・分野」を徹底してつぶすこと!
落ちる人、勉強ができない人に限って「すべての科目、範囲をカバーしがち」です。
効率の良い人が合格する試験です、無駄を排除して勉強しましょう!
— 江本@公務員試験アドバイザー (@emotokomin) April 20, 2020
教養試験は、出題範囲が膨大なので、全部をやることは難しいです。
むしろ、全部を勉強しなくても、余裕で合格できるので、不安がる必要はないですよ。
ここでは、効率よく勉強ができるような内容をまとめています。
勉強が苦手で悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
ステップ①:科目の優先順位を決めよう。
これから勉強する人は、こう悩んでいるのではないでしょうか。
結論からいうと、出題数一覧をみて、7割(32/45問)分の勉強をしましょう。
理由は簡単でして、全科目を勉強するのは非効率だからです。
合格点は27点~29点
先ほどもいったけど、ボーダーは27点~29点です。
なので、全科目をやって7割とっても、科目を絞って7割とっても同じこと。
時間的にも全科目をやれば、知識が定着しないので、逆に点が取れない場合が多いです。
なので、科目を絞って勉強することがポイント。
科目ごとの出題数一覧は次のとおり。
科目 | 出題数 |
---|---|
数的推理 | 4 |
判断推理 | 6 |
資料解釈 | 4 |
文章理解 (現代文) |
5 |
文章理解 (英文) |
3 |
政治 | 2 |
経済 | 1 |
社会 | 2 |
日本史 | 2 |
世界史 | 2 |
地理 | 2 |
国語 | 3 |
数学 | 3 |
物理 | 2 |
化学 | 2 |
生物 | 2 |
ステップ②:勉強する範囲を絞ろう
数学って難しいですよね。
僕も苦手だったので、捨てたい気持ちは分かります。
しかし、数学は出題範囲が決まっているのに、捨てるのは損じゃないですかね・・・。
出題範囲が分かれば、勉強は楽勝!
次のデータをご覧ください。
過去6年間の出題範囲をまとめたデータです。
見てのとおり、「二次関数」と「因数分解」ばかり出ていますよね。
なので、数学が苦手でも、この2分野だけ勉強すれば3問中2問はもぎ取ることができそうです。
こういった出題範囲を踏まえて勉強すれば、少ない時間の中でも点数が取れる勉強をできますよ。
他の科目についても「消防庁Ⅲ類 教養試験の教科書」でまとめています。
600時間かかる勉強を400時間くらいに減らしたい人はぜひ、参考にしてみてください。
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こんな感じで、教養試験は攻略することができます。
長くなったので、簡潔にまとめると、
- 出題科目数を把握して7割程度の勉強をする。
- 出題範囲を踏まえて、出るところを集中攻撃する。
この2つだけで、教養試験対策は終了です。
あとは、選んだ参考書をこなせばOK。
【高卒】東京消防庁消防官採用3類 教養試験まとめ
本記事では、東京消防庁消防官採用3類の教養試験をまとめていました。
合格率は16%ほどで、狭き門です。
しかし、ボーダーは7割あれば通過できるため、難しい試験ではありません。
7割であれば、全科目・範囲を勉強しなくても余裕で取ることができます。
そのためには、出題範囲を把握して勉強することがポイント。
過去6年間の出題範囲データを「消防庁Ⅲ類 教養試験の教科書」でまとめています。
さっそく、勉強をはじめていきましょう!
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